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恋の蕾  作者: カラフル★
24/26

第23部*決意


「水城チャン、おっはよー♪」

「おはよーっす」


教室に行ったら水城の席に海と陸がいた。


「おはよう」

笑ってそれに応える。


やっぱり理解してくれている人がいるのは心強い。


壱も

親友に理解してもらえた・と昨日教えてくれた。

大丈夫、あたしたちは乗り越えていける。




「なんかあったらウチにちゃんというんやで?」

「そうやで、安心せぇよ。海は男な上にケンカ強いでな。」


「ちゃうでっ!?

ケンカは強いけど純情な乙女やんっ!」

と、陸の一言に海が抗議。



「何あれ…」


あの3人組が

陸と海に囲まれて守られている姿をみてそう漏らす。


「アイツ、自分の兄とこんな事してるくせに…っ」

ぐっと爪が食い込みそうな程、握りしめた手の中の携帯の画面には

あの雨の日に壱と水城が抱き合っていた場面が写っていた。




昼休みや休み時間、

学校にいる間ほとんどの時間は陸と海が一緒にいてくれた。


だけど

体育の時間、、


海は違うクラスなので

「いやや、ウチは一緒に体育受けるんやーっ!」

クラスの子が海を迎えににきてもそういって粘っていたが、

最後はずるずると引きずられて自分の教室へと帰っていった。


陸は同じクラスだけど男子と女子で違った種目なので

必然的に一人になってしまった。




「あんたさ、なんなワケ!?」


更衣室で、このあいだ陸達に追い払われた女子3人が声を掛けてきた。


「陸くん振っといて兄と付き合ってるとか最低だねっ」

「調子乗らんで!」


どんっ

と、どつかれてロッカーに叩きつけられる。

「…いたっ」


その音で注目が集まる。


「みかけた人がとったらしいんだけど?」

携帯の画像を見せつけられる


あの雨の日の写真。


「なあに?お兄さんと抱き合ってたのぉ?」


くすくす、と笑う声。

鬱陶しい、、

どうしてそんな風に言われなきゃいけないの。


何がオカシいの?!


だから、

「そうだよ。」

強い口調でいってやる。


初めから、

兄と付き合っていることを隠すつもりなんてない。


周りの目が怖くて言えない

と思った事もあったけど、


だけど今は



支えてくれる人がいてくれるから



頑張れるの

壱との未来を描けるの


「あたし、

義理の兄と、

壱と付き合ってるよ」


興味と悪意のこもった視線に囲まれながら


そう告げた。



……………………………………


「水城、大丈夫かな、、」


思った事がつい口に出ていたようで。


「おいおい、さっそくノロケ話か?」

流が肘でつついてくる。


「…ノロケじゃねーよ」


仲が直ってから

オレらは今まで通り一緒に過ごしている。

3人に戻るまで、夏森はオレと一緒にいてくれることも多かったが、

今は女友達と行動しているようだ。

多分、オレが一人にならないように一緒にいてくれたんだな、と思う。


「つーかお前、夏森には水城ちゃんとの事、言ってたんだ?」

そう和也がむっとしながら聞いてきた。


「あー…うん」


と言葉を濁して言う。

(クールで冷静な)夏森なら理解してくれそうな気がしたから。。

それに、始めから親友に言うのは難関すぎると思ったから。



「まー、お前等の事を理解してくれる奴も受け入れられない奴もいるよな〜」


俺らも始めは焦ったもん。

そういって笑う和也。


「でもお前らはお前ら。

だから、理解されなくても進んでいけよ」

そう流がいった。



その言葉の裏には深いものがあるんだと気付いた。


それは


両親の事…

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