~プロローグ~
この物語は自分が直接本人から聞いたものであるということをここに明記しておこう
-とある国の宰相が書き残した本ー
20XX年某県にてー
龍牙はクタクタだった。そのわけは上司による仕事の押し付けと同期達からの嫌がらせだった。
「ハア~、今日も1時まで残業だったな、ブラックすぎるだろ。そのせいで体の調子が変だし、何とかしないと今日も体力が持たなくなるなあ。一層のこと異世界行きてえよ。そこで猫耳とかモフモフしたい!」と言いながらもう少しで家に着くというところで、意識を失いもう起きることはなかった。
そして、目が覚めたと思ったら自然豊かな場所に突っ立ていた。ここは天国なのかと思っていると目の前にボンキュッボンな胸をした白人の女性が突如現れた。そして龍牙に話しかけ、「龍牙さんは過労で死んでしまいました。さすがにかわいそうだと思ったので、異世界に行ってもらうことにします。そこで楽しい人生(?)をおくってくださいね! では!」といきなり言われた。その女性に話しかけようとしたが、突然光りだして、話す暇なく転生させられた。
女性は、「彼には重大な仕事をして頂かなければいけませんが、あの龍王のもとに送るわけですから大丈夫でしょう。」といったが、それを龍牙が聞くことはなかった。
※よろしくお願いします。
※更新は不定期です。 ストーリーがある程度でき次第随時更新していく方針です。