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「チャイニーズ ゴースト ストーリー」    「霊幻道士」   中国ホラー映画の双璧ですね。映画レビュー

作者: 舜風人
掲載日:2017/07/14



その1


「チャイニーズゴーストストーリー」  1.2.3  原題 倩女幽魂


これは、題材を、聊斎志異に取り、映画化したものであるが、原作とはかなり異にするものである。

原作をかなり自由に脚色しているという感じだ。  1987年初作



聊斎志異は

内容は神仙、幽霊、狐狸の怪異譚で、当時世間に口伝されていたものを筆記してまとめたものである。


チェコの作家フランツ・カフカは本作からの数編を翻訳し、その内容の「精巧さ」を賞賛した。


日本では江戸時代の後期に伝わり、翻訳、翻案がなされ芥川龍之介などの作品に影響を与えた。 また、安岡章太郎は、作者の生きかたとみずからの人生を重ね合わせた、『私説聊斎志異』をあらわした。渋澤龍彦も作品の中で何度か触れている。


1987年には、本書に収録される「聶小倩」が、香港映画『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー/倩女幽魂』としてかなり脚色されて、ジョイウオンとレスリー・チャン主演で映画化されヒットする。

この時代は香港もまだ自由な雰囲気でよかったですね、

その後返還されて制約が多くなり香港映画も不自由になり衰退しました。


太宰治は、聊斎志異から数編の翻案作品を書いてもいる。

「竹青」と「清貧譚」がそれである。



チャイニーズゴーストストーリーは、1と2と3が作られた、1と2のヴィデオは私は持っている。


123の中ではやっぱりというか初作が良い。調べると、、4。5。6?もあるらしい??

まあ続編は3までが良くって、、それ以後はだめでしょうね。


1は時たま私は見ているがその、メロディアスなホラーな雰囲気は抜群である。

ホラーというよりはダークファンタジー。ラブストーリーといった方が良いだろう。


特に、悲しい女幽霊スーシンをを演ずるジョイ・ウオンが嫌味でない妖艶なムードを画面に繰り広げるのは、何度見てもうっとりせざるを得ない。


話は、今からずっと昔の中国、諸国の掛取りに歩く集金の青年、ツアイサンが蘭若寺ランロウジという、妖怪寺にとまることによって、そこに巣くう妖怪どもの手先として男を誘惑して精気を吸い取ってしまうスーシンという女幽霊に出会うという物語である。

スーシンはボス妖怪に使われる哀しい幽霊なのだが、

しかし、ツアイサンに好意を感じたスーシンは逃がしてやる。


そこに、イン道士という、修行僧が加わって、話は波乱な展開を示していくことになるわけであるが、

とこう、あらすじを追っても、この優美な回顧中国趣味なあでやかな画面は浮かんでこないので、やはり見てもらうしかあるまい。

私はこの初作が一番出来が良いと思う、


1の主題歌はもう最高の意味深な歌詞ですよね?

人生の無常と、はかなさ、それでも人は夢と愛をもとめて歩き続ける

人生のはかなさ

愛の切なさ

それでも人愛を求めて今日も生きてゆくのでしょう


そんな歌詞です、。




♪ 

美しい夢の人生、長い人生の道

でも道の途中にはさまざまな苦難が待っている、

この世にはどれだけ美しい夢があるのだろう?

人はみな夢まぼろしにひたすら愛を追い求める。

そして、道は果てもなく続いている。


人生は美しい夢と希望、

でも夢の中には微かな涙もある。

心を探し求めて私はどこに行くのだろう?

風は夢の中でも軽く私を嘆かせるだけ。

そして人生も道もはてしなくつづいている。 ♪









ところで、日本に聊斎志異がこれだけ広まったのは、なんと言っても

柴田天馬氏の見事な翻訳によるところが大である。

氏は、原文を逐語的に、意訳して原語の風味を残して損なわないという難事をやり遂げている。

したがってまるで原文を読むかのごとき、いい雰囲気がこの邦訳にはあるのである。

しかし、今、 角川文庫版の 柴田天馬訳 聊斎志異 は絶版であるのは悲しいことだ。

この角川版のいいところは、その挿絵のすばらしいことだ。良い雰囲気を出している。


他に修道社版 昭和42年刊 豪華なカラー挿絵の聊斎志異もあるがこれは大きな古書店にでも行かないとちょっと手に入らないだろう。


柴田天馬以外の訳本なら、

平凡社版中国古典文学大系にもあるし、岩波文庫にもあるが、いかんせん、訳が悪すぎる。

柴田天馬のあの流麗な訳を読んだら、もう他の訳は、ばかばかしいほどつまらなく、色あせたものでしかないのだ。













その2


霊幻道士  1.2.3.4.、5.、、、、、陸続と似たような作品が作られたが、、。

初作1985年、


さてもう一つのチャイニーズホラーの傑作映画は


霊幻道士であると、私は思っている。

この作品1から確か7くらいまで延々と続編が作られたらしいが、、


まあ鑑賞に堪えるのは、3までです。

霊幻道士とはチャイニーズホラー映画の画期的な作品。


といっても、テンテンちゃんの出てた方ではなく、

あれは、幽玄道士だったかな?台湾製の、TV シリーズではなかったか。

テンテンちゃんはかわいかったし、金おじいさんはいい味、出してたし、捨てがたい作品だったが、

トンボも、スイカ頭もひょうきんだったけど、、

やはりこれは出来から言ったら、やっぱり、「霊幻道士」でしょう。


霊幻道士シリーズは

1、2、3、、、、と作られたが、実際はもっと、4、5、6、7などもあるそうだが、いかんせんもう、だしが出がらしでしょう。


1、2、3までは文句なく楽しめるし、


特に霊幻道士3は恐怖感もコミック性もばっちりだ。霊幻道士3のへぼ道士がまたいい味出してましたね。そして、兄弟の弱虫キョンシーもおもしろい。


霊幻道士2のベビイキョンシーは愛らしくさえもあったし、母親キョンシーはもろ怖かった。


そして脇役陣がまた、なんともどじでへまな役回りの設定でコミカルに盛り上げてくれましたね。


それにしても霊幻道士3の馬泥棒一味ってなんなんでしょうね?


馬泥棒の女首領って、けっきょくは悪魔だったのかな?かなりの妖術使いで、派手な、アクションを見せてくれました。


霊幻道士3の始めに、幽霊屋敷が出てくる。


へぼ道士がお払いを行うのだが、つぎつぎに出てくる幽霊にどうしようもなく、

ついに、へぼ道士が幽霊に追い立てられてしまうというオープニングは傑作だった。


「ハレワンホイ ハレワンホイ、トイチントイチン シュシュハンホイ、


トイキン トイキン ハーンハーンホイ」


こんなメロディに乗って霊幻道士が


大活躍のこのホラーコメディイをぜひまた見たいものだ。


私の一押しは1と3である。













その3


リメイク版の宿命、、、、、、、、それはオリジナルを超えることはできない。





あの名作「チャイニーズゴーストストーリー」が、2011年、リメイクされました。


「チャイニーズゴーストストーリー」といえば、1980年代を代表する香港アクション、ラブロマンスファンタジー映画の代表作ですね。


特に主役のレスリーチャン(ツアインサン役)と女幽霊のスーシン(ジョイウオン)が


絶妙の配役で、まさに私にとっても忘れられない作品の一つです。


そういえばレスリーチャンはその後うつ病を患い自殺したそうですね?、


何とかならなかったのでしょうか。


またジョイウオンは不倫騒動で今では映画界を引退してカナダ在住とか?


人生ってどうなるか、わからないものですよね?


さてこのリメイク版、2011年4月22日に中国で公開されたようですが、さて


日本では公開されるのか?


オリジナル版は日本でも大ヒットしましたが、


このリメイク版は公開されるのでしょうか?



リメイク版の宿命、、、、、、、、それはオリジナルを超えることはできない。



でも、、、やっぱりジョイウオンが良いかな?


やはりあのオリジナル版は


傑作ですよね。


もう何度見返したかしれません。


映画、冒頭の人生の無常を戒めた歌ですか。


あれも私は好きですね。


そしてなんといってもスーシンの美しさ、


あんな幽霊なら取り殺されてもいいと思いませんか?


そして切ないラブストーリーも最高でしたよね。



かっての自由な香港だったからこそできたこの映画、


今ますます束縛の強まる香港ではもう2度とできない映画なのでしょうね。





追記


調べたところchinese ghost storyは

2011年

2016年

2018年にもリメイクされているようですね。

当然これらもオリジナルを超えられません。

二番煎じです。

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