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俺が捻じ曲げた王道生活  作者: 八雲明
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ことのはじまりプロローグ

初投稿です、みなさん初めまして八雲明と申します。

今回、昔ノートに書き留めていた小説をこちらへ書き起こすことにしました。

温かい目で見守ってくださると幸いです…まだまだ未熟ですが、よろしくお願いします。

「さーて先生!おはようございます!」


「よう山田、朝から元気だなぁ」

 そう、俺は朝から超元気。そう、なんてったって…

「クラス替えですよ!もうわっくわくしてますもん!昨日なんてドキドキして眠れませんでした!」

「遠足前の小学生じゃあるまいに…」

 二年生に学年が上がって、この学園のシステムで生徒の能力別、つまり頭や個人での学校外での活動の成績、生活態度等によってクラスが選別される。

「まぁそんな冷たいこと言わずにー!はぁ…何組だろう…!」

 最高クラスがA、最低クラスがDとアルファベット順になっていて、Aクラスに入れると今後の進路に向けてかなり有利になる。

 そのために俺は去年、必死におとなしく勉強して…!

「お前の分の封筒はこれだな、ほら」

 個人ごとに封筒が配られてクラス発表らしい。先生も大変だなぁ…

「うおおお変人クラスじゃないといいな…!A組来いっ!!」

 封筒がぐしゃぐしゃにならないよう、指先で力を込めて握る。

「A組になったら彼女作ってバイトしていいところに就職してバラ色の人生を」

「…まぁ、あまり期待はするな…次のクラスでも頑張れよ」


 その先生の言葉がフラグだったように、俺の花の人生は



『山田稜 D組』



 あっという間に、あっけなく夢で終わった。


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