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しばらくの間俺はTwitterを眺めていた

作者: 神前 健人

しばらくの間俺はTwitterを眺めていた。俺はこのTwitterとやらが好きではない。なぜなら、どうしようもない気持ち悪さを感じることがあるからだ。

気持ち悪い?

なぜ?

俺はこの問いに関する答えなどつい最近までわからなかった。いや、最近というか今眺めてて気が付いたのだ。

Twitterは人の感情が、考えていることが、こちらの意思に関係なく流れてくるから気持ちが悪いのだ。

見たくもない物を見せられ、汚いものを見せられ、こちらの気分などおかまいなしだ。

今のフォロー数は1352。フォロワー数は2500。

俺は1352人もの人の感情を見なくてはならないのだ。本当に見ているだけで気落ちが落ち着かない。

喜ばしいツイートがあったかと思えば上のツイートは悲しみのツイート。そしてさらにその上のツイートを見ればただの下ネタ。

これらをいちいち処理などできる者などそうはいまい。いちいち反応していたらこっちが疲れそうだ。

おっ?今誰か俺のことをフォローしたようだ。そしてフォローしましたのでよろしくお願いします。のリプが来る。返すのが面倒だ。なんというか勝手にしてくれ本当に。

俺は何かやるせない気持ちになってPCを閉じた。

しかしこんな感情を抱いているにも関わらす。相も変わらずTwitterを続けている。理由なんてわからない。でも続けている。気持ち悪い。でも続けてしまう。

俺にはわからないことだらけだ。

テーブルの上のほうっておかれた数学の課題を俺はちらっと見て俺は床に就いた。


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