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Short Films

漢は誰もが通る道(200字小説)

作者: 新夜 詩希

「くっ……」


 苦しみに耐えている。熱く燃えるような右腕。息が上がり、重圧に押し潰されそうだ。俺がこの腕を制御出来なければこの空間にいる一般人は皆殺し。震えているのは腕か、身体か、魂か。悪魔に魅入られたこの物体は、今か今かと解放の時を待つ。


「くそ、鎮まれよぉ……!」


 それはさながら炎の呪詛。自分の腕とは到底思えない。ちっ、上等だ。お前なんざ俺の力でねじ伏せて――






「高橋、授業中だ」


「……はい、すんません」



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― 新着の感想 ―
[良い点] 授業中だった事 [気になる点] 先生に注意された事 [一言] どうも、Tさんです。 なんか面白い小説ないかと探している時にこれを発見しました。 面白かったです。それと、俺は、通りました…
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