閑話
朝食を食べ終えて、街に向かう。ギルドに行き、冒険者達に声をかける。
「おっ、白竜じゃん。元気にしてたか?」
『ああ』
「しかし、この領地って何もないな」
『我が縄張りとしてるからな』
「えっ?縄張り?」
『なんだ。文句があるのか?』
「ありまくりだ!さっさと出ていけよ!」
『断る、飲水場が近いから丁度いい。それとも抗議するか?』
「ぐっ...!」
『無駄な量力は使いたくない。建物も直したし、これでいいだろ』
本来の大きさは20mだが極力建物を壊さないようにしている。
カリゴはいつも通りに接客している。
別の席では他の人達が雑談をしていて、内容は同族についてだった。
70年前、聖女という女が原始の竜と我を除き葬り去られたので今や都市伝説となっていた。...ふん、くだらん。
「これも聖女様のおかげだな!白竜!」
『.....そうだな』
外に行き、原始の竜の所に向かう。
地面に降り立ち、手を組む。
『...白竜、我らの目標はなんだ』
『殲滅兵器の破壊と、聖女の抹殺。それと、封印結界の破壊です』
『そうだ、我だけでは解除は出来ない、故にお前だけが頼りだ。』
『お任せください』
『聖女とやら、決して許しはしない、必ずこの手で始末してくれる!!同族の仇を思い知れ...っ!!』
憎しみを抱く同族を見て、目的が変わる。
殲滅兵器の破壊、聖女の抹殺。聖剣の奪取だ。
だが、壮絶な戦いになるとは知りもしなかった...。




