表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/19

さっそく声をかけた。

バクバクと心臓がうるさい。


彼のフェロモンは、何だろう、すごく落ち着くんだ。

あれだ。修学旅行で訪れたお寺の裏山の竹林。

高く伸びる竹に囲まれて仰ぐ空は、澄んでいて綺麗だった。


彼以外何も要らない。

番になるのはまだ早いかもな。

とりあえず恋人になろう。


「話って、何?」

彼の目は冷淡な色を浮かべていて、声は冷たかった。


「えっ?運命の番?何も感じないんだけど」


「あのさ、お前のフェロモン、めっちゃくさいよ。旧式トイレのにおい、みたいな?」


は?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ