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【後日譚集】マグノリアの花の咲く頃に

俺の自慢の孝行娘(最愛との再会)

作者:海堂 岬
ケヴィンはあの日、ケヴィンになった。適当に名前をつけやがってと思わないでもないが、好きに呼んでくれて構わないと行ったのはケヴィンだ。

 リラツ王家の三王子ハミルトンだった頃、国を飛び出し、隣国ライティーザの王都で、荷運びや用心棒などで、日銭を稼いで生きていた。貧しかったが、自分で自分を養うことが出来るのが、嬉しかった。

 モニカに会った。優しい女だ。一緒に暮らすようになって、やがてモニカの腹に子が宿った。幸せだった。だがその日々は、ハミルトンを探しに来た乳兄弟のジュードに見つかって終わった。

 父の思い通りになるつもりはなかった。

 周囲を欺き、ようやくライティーザに戻ってくるまで数年かかった。暮らしていた部屋に妻と子の姿はなく、隣人に、女児が生まれたが二人はここには居ないと告げられた。

 日銭を稼ぎながら、妻と子を探したものの、手がかり一つ無かった。あるとき、用心棒の仕事で、知らずに犯罪に加担してしまう。捕らえられた時、ハミルトン・リラツと見破られた。紆余曲折あったが、今はケヴィンだ。

 これは、ケヴィンが、ケヴィンとしての人生を手に入れていくお話。
(最初に登場したのは、マグノリアの花の咲く頃に 本編第四部 第十四章 6です。第十七章 14から登場が増える方です)

マグノリアの花の咲く頃に 本編第四部 第二十四章の頃のお話。
本編読後を強くお勧めいたします。
第一部https://ncode.syosetu.com/n9505gp/
第二部https://ncode.syosetu.com/n5142gx/
第三部https://ncode.syosetu.com/n2035gy/
第四部https://ncode.syosetu.com/n2114hd/

このお話は週一回の投稿予定です。
8)御礼は意外と難しい1
2022/04/18 07:00
9)御礼は意外と難しい2
2022/04/25 07:00
10)男子厨房に入る
2022/05/02 07:00
11)芽吹き
2022/05/09 07:00
12)花畑
2022/05/16 07:00
13)モニカ
2022/05/23 07:00
15)再会
2022/06/06 07:00
16)家族
2022/06/13 07:00
17)ケヴィンの仕事
2022/06/20 07:00
21)宿の夫婦3
2022/07/18 07:00
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