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反少年主義 第四幕  作者: 椎家 友妻
其の一 たたずむ乙女
3/72

1 最初は真面目な感じで

 どうも、この物語の主人公の、キタヤマ ヨシオです。

この前十二歳になりました。

近所の庵地(あんち)小学校へ通う、小学六年生です。

背はあまり高くありませんが、将来メッチャ伸びる予定です。

顔はアホでマヌケだとクラスの心ない女子によく言われますが、

将来メッチャハンサムになる予定です。

勉強はあまり好きではありませんが、本を読むのは割と好きです。

運動も得意な方です。

足が短いのによくそんなに速く走れるなぁと言われます。

ほっとけやアホって感じです。

前置きにもありましたが、神戸に住むカスミという女の子と文通をしています。

最初の頃、オレはこの子が年上の大人の女の人やと思っていて、

その人にあこがれて、その人に見合うような立派な大人になる事を決意しました。

子供っぽくて少年のような考えやふるまいはやめて、

立派な大人の男として生きていこうと思い立ちました。

オレはこの生き方に『反少年主義』と名付け、日々頑張っていました。



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