目指すべきは
【こころ龍之介/以下略:ここ龍】
「またまた始まりました。ポン!です。こころです。こんばんわ」
ペコリ
【雲雀丘貴文美/以下略:貴文美】
「まだ前回貰った宿題が解けてません。こんばんわ、貴文美です」
ペコリ
【貴文美】
「てか、ここ先生。何で又、“嬢の帰還”の連載を?急過ぎません?」
【ここ龍】
「気になる?何でか知りたい?」
【貴文美】
「そりゃそうですよ。予告も無かったから・・・」
【ここ龍】
「そりゃスマなんだ。実はねー、時期を見計らってたんよ」
【貴文美】
「時期?どういう事です?」
【ここ龍】
「本来、“嬢の帰還”もとい、“禁断のくらら”シリーズは全ての基軸基盤の作品やねん。せやから、これアップしとかんと見えてこないものが多いねんか。で、“はねくみ☆セブン”アップし出した頃に比べ、読者さんも増えた。Twitterのフォロワーさんも増えた。だったら、本来、ミステリーを志す人間としては、ある種挑戦的な作品をアップしてもいいんじゃないか?とね」
【貴文美】
「それで、“嬢の帰還”ですか・・・。安心しました。てっきり、ボクは思いつきでされたのだとばかり・・・」
【ここ龍】
「なんでやねん。そこまでアホちゃうわっ!まぁ、アメブロに上げてた時、仲良くなった数人の作家志望の友人達からも認めて貰った作品ではあるので、程々自信作なんよ。はっきり言って、長いしややこしい。しかも未完やし」
【貴文美】
「いわゆる未完の大作だと?」
【ここ龍】
「まぁ、年内に完結させるよ。うん。ウェブにもアップせなアカンし、賞狙いの作品も書かなアカンし。忙しい事は忙しい」
【貴文美】
「賞?何かの文学賞ですか?ここ先生?」
【ここ龍】
「狙ってる賞は只1つ、江戸川乱歩賞。いや、マジでこれ取りたい」
【貴文美】
「江戸川乱歩賞って、ここ先生の師匠もお取りになられてますよね?」
【ここ龍】
「うん。せやから、賞取れたら、栗本先生の墓前に持って行って報告したいねん」
【貴文美】
「そうなんですね、知らなかった・・・」
【ここ龍】
「故に俺の子供達の君らにお願いや。俺に力貸してくれ、頼む」
【貴文美】
「出来る限りは・・・」
【ここ龍】
「とは言うものの、賞狙いの作品は、ほぼ新キャラしか出ーへんねんけどな」
【貴文美】
「はぁ、それは出るチャンス在ったら勝手に乱入してこい。って事ですね」
【ここ龍】
「さすがや。それで頼むわ。では、読者の皆さま。また次のポン!で」
ペコリ
【貴文美】
「ここ先生もああ言ってますので、お付き合い下さい」
ペコリ