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初めてのダンジョン

「で、まずはどうすればいいんだ?」


 さてはて、魔王育成プログラムを受けることにしたのはいいがどうすればいいのだろうか?周りを見回しても殺風景な室内に変わりはなく、ダンジョンとやらにどうやっていけばいいのかわからんし、それどころか喧嘩一つまともしたこともない自分が素手でおそらくは敵がいるだろうそんなところに放り込まれても何もできずに殺されてしまうだろうことは容易に想像することができる。…………………あれ?プログラムを受けるの速まったか?


『まずは黄麻様のアビリティの取得を行います。玉座に座ったまま『ステータス閲覧』と唱えてください』


「ステータス閲覧」


 うわ、なんかこぱずかしいなこれ。何もないところで目を粒って何かを呟くとか。

 そう思ったのもつかの間、目を閉じているはずの視界に画面が表示される、が。なにこれ、殆どE表示ばかりのステータスって。ゲームとかでEといえば下から数えた方がいい代物のことが殆どだよな、AとかSが最高で。もしこれもそうだとしたら、なにこの残念ステータス。


『今黄麻様が見ているもの、それが黄麻様の現在の能力です。基礎パラメータの下にあるアビリティ欄に注目してください』


「アビリティ欄って言っても何も書いてないんだけど?」


『肯定です。現在黄麻様は一切のアビリティを持ち合わせていない状態ですので、これよりアビリティを追加していただくことになります』


 な~んにもかかれていない空白を見てぼやく俺に人工精霊の言葉が続く。言われるままにアビリティを取得と思うとステータス画面に被せるように何かのリストがずらりと表示された。


「なんか出てきた」


『それが現在黄麻様が取得可能なアビリティのリストです。ただし一人が所持できるアビリティの上限は15個までとなっており、アビリティの取得にはエナジーを支払っていただく必要があります。現在所持しているエナジーの量はリストの右上に表示されています』


 人工精霊の案内に従って視線をずらすと、確かにリストの右上にエナジーと書かれた表示があった。

 なになに、今の俺の所持エナジーは1000か。多いのか少ないのかわからないな。


『所得しているアビリティはいつでも破棄可能ですが、一度破棄するとたとえ再取得してもレベルは初期値に戻ってしまうのでご注意を』


 アビリティのレベルは取得後にエナジーをつぎ込むか、アビリティに関連する行為(剣術のアビリティなら剣を振るうなど)を行うことによって徐々に上がっていき、レベル1から99、そしてC、B、A、S、SS、SSSと上がっていくらしい。Cの時点で達人入門、Aで達人の頂点、Sで人間の範疇を逸脱しSSSともなれば神の領域ということらしい。レベル99オーバーとか説明がかなり抽象的だな。まぁなんにしても、アビリティの成長は手間暇かかるようで、軽々しく取得と破棄を行うのは躊躇われる。となるとアビリティの取得は慎重にならないといけないな。さし当たってはダンジョンで生き残るために必要なものか。つまり戦う術というわけだ。


「て、剣術とかとっても最初は剣どころか木の棒すらないんじゃ何もできなくね?」


『問題ありません。一番最初に取得したアビリティに限りアビリティ行使に必要な最低限の物が支給されます』


「あぁ、それってつまり剣術を取ったら剣が出てくるてきな?」


『肯定です。剣術のアビリティの取得で『銅の剣』が支給されます』


 それなら一安心か。そう思い再度リストに目を通す。

 剣術、槍術、斧術、槌術、弓術、杖術、体術、盾術。ここらへんが武器を支給してくれるアビリティって事かな。鎧術とかもあるけど、最初はやっぱり武器だよな。

 他には、魔法もあるな。根源魔法、系統魔法、補助魔法、付与魔法、召喚魔法、精霊魔法等々と。魔法も結構種類があるんだな。鍛冶や調薬といった生産系もあれば軽業とか走術とか身体補助系も充実か。さてどうするか。

 とりあえず武器系を取るのは確定で、どれも一率でエナジーが300必要と。どうしよう。迷うな。破壊力のありそうな斧や槌。扱いやすそうな剣。遠距離から一方的に攻撃できそうな弓に、兵器の王様の槍。悩む、悩むぞ!


 悩んだ末に取得したのは剣術だった。うん、やっぱりファンタジーといえばまずは剣だよな。メリク○ソードとかマスタ○ソードとか憧れるし。これで残りのエナジーは700。エナジーはダンジョンで敵を倒すと手に入れることができるとのことだし、まずは必要だろう物を限界まで取るべきだろう。さてそうすると、あと700で何を取るべきか。やっぱり魔法だよな。剣と魔法の世界なんて言葉があるわけだし。魔法については名前からある程度推測することはできるが、せいぜいその程度しかない。ん~、格好いいから根源魔法にしよう。魔法の元祖的な感じの名前で格好いい。これぞ魔王的なかんじで。必要エナジーは500と少々割高、いや付与とか補助が200って事を考えると少々どころでなく高いな。けど後悔はしない。残り200のエナジーで取るのは、付与魔法にしよう。燃える剣とか格好いいしな。


 エナジーを使い切ってステータス画面を再確認。アビリティ欄に『剣術LV1』『根源魔法LV1』『付与魔法LV1』という表示が追加されていることを確認して目を開くと、石畳の上に支給されたと思わしき銅の剣が1本突き刺さっていた。

 それを手に取ってみると薄ぼんやりとではあるがどう振るえばいいのかが理解でき、これがアビリティの恩恵かと一人納得する。根源魔法や付与魔法についてもどうすれいいのかが漠然と理解でき、俺は早速目の前の銅の剣に魔法の付与を試してみることにした。


「世界に遍く魔の力よ、我が意に従いて炎の力を宿せ」


 はっきり言って今唱えた呪文は適当だ。格好いいからやった。後悔はしていない。

 呪文を唱え終えると同時に体の中から何かが抜け出るのを感じ、抜け出たそれが手に持った銅の剣へと注ぎ込まれていく。おそらくこれが魔力なのだろう。

 魔力が銅の剣に注ぎ込まれるのが終わると、銅の剣に変化が現れる。刀身がうっすらとだが赤く光を放ち始めたのだ。


「お、おぉ……………。なんかそれっぽくなったな」


 赤く光を放つ刀身に触れてみるとほんの少しだが熱を持っているように感じられる。付与魔法が成功したという事だろう。


「本当に使えたよ、魔法が」


 感動ものである。


『今の魔法の行使で黄麻様の魔力がほぼ底を尽きました。ダンジョンへ向かうのはもう少し時間を置いてからの方がいいでしょう』


 ぬ、今のだけで魔力が無くなるって。そういえば俺のステータス、魔力もEだったしそんな物なのかな。レベルを上げれば改善されるのだろうか?というかされてくれないと困る。根源魔法もあるんだし下手すると宝の持ち腐れになりかねない。


「なぁ、魔力を増やすにはどうすればいいんだ?」


『魔力を含むステータスはダンジョンでの行動を元に、レベルが上昇する際に向上します。例としてレベルが上がるまでに魔法を幾度も行使すれば魔力が、武器を振るえば力が向上しやすくなります。またステータスを見ているさい、ステータス強化を唱えることでエナジーを消費して任意のステータスを向上させることが可能です』


 レベルアップにエナジー消費か。ステータスはFからSSSで表示されるらしいが、他にも同じFやEでも正確には腕力や脚力など細かいステータスが設定されているらしい。そのためエナジーをつぎ込んでも簡単に上のランクへと表示が変わるわけではなく、それらの細かいステータスの平均が一定値を上回ることでようやくランクが上がるようになっているらしい。


「とりあえずダンジョンに潜って魔法を使え、ってことかな」


 だいたいそんな感じだろう。そうやってレベルが上がれば魔力も上がるというわけか。

 OK、了解だ。まずは魔力を回復させてダンジョンに挑む。全てはそれからだ。











 魔力を回復してダンジョンへ。ダンジョンへは玉座の正面の壁にまるで初めからそこの存在していたかのようにいつの間にかに現れた扉を潜ることで行くことができた。薄暗いいかにもと言った趣の石の廊下。左右と正面に道が続くT字路を見回し手にした銅の剣(炎属性付与)を握り直す。

 人工精霊のアドバイスを受けられるのは、今までいた玉座のというらしいにいるときだけらしく、魔力が回復するまでの間に必要だと思うことを聞いて過ごした。ダンジョン探索を行う上で必要なものと言えば、やっぱりアイテムの運搬方法だろう。今はいいがこの先アイテムを手に入れてもそれをごちゃごちゃと持ち歩くわけにもいくまい。そう質問してみたら、なんでも念じるだけアイテムを収容できる四次元なポケット的な物をすでに備えているらしく、言われるままに念じてみればあら不思議、手元に空間が裂けたような物を入れる穴が発生したではないか。なんでも重量や個数の制限はあるが物をしまっておくことができるとのこと。これでダンジョンでアイテムを手に入れても気軽に持ち運びができるはずだ。

 玉座の間でのやりとりを思いだして大きく深呼吸をすると、おれはとりあえず真っ正面の道を歩き始める。ダンジョンはいくつかの階層を一纏めにして一区切りとなっており、俺が挑む最初のダンジョンは5階層からなる小規模ダンジョンで、1階層目にでてくるのは定番のゴブリンに狼、体長30センチほどの蠅だという。これは人型の敵、四つ足の敵、空を飛ぶ敵という基本的な敵に馴れるための物らしいが、いくら何でも蠅はないだろ、蠅は。

 なんにしてもこの階層で出てくるのはその3種だけらしいので、気をつけておけば後れをとることもないだろう。念のために玉座の間からあまり離れた場所に行かないようにして慎重に行動すればそれこそ無問題のはずだ。

 そう考えながら慎重に足を進めること2、3分ほどした頃だろうか?前方から何かが歩くような音が聞こえてきたのは。人工精霊の話ではこのダンジョンにいるのは俺か敵であるモンスターだけとのことだったので、聞こえてきた音の主は間違いなく敵である。そして聞こえてくる音は四つ足の動物のたてるような軽快な物ではなく、蠅はそもそも足音を立てないはず。となればその消去法でその正体はゴブリンということになる。

 俺は手にしていた銅の剣へと視線を落とし、両手でしっかりと握りなおしてから正面へと顔を向け、緊張で鼓動の音が大きく聞こえるのを煩わしく思いながら薄暗い通路の先を睨みつけた。そして現れるのは身長1mあるかないかと言った小さな体躯を緑色の肌で多い、薄汚れた革鎧に身を包んだ人型のモンスター、すなわちゴブリンだ。俺はその姿に見入ってしまっていた。正確にはゴブリンが着込んだ薄汚れた革鎧をではあるが。ゴブリンから視線を外し、見下ろすのは自分の格好だ。Tシャツに、ジーパン。そして安全靴。もう一度ゴブリンを見る。薄汚れた革鎧に錆びた短剣と半分ほどに割れた木の盾を持っている。薄汚れた革鎧は、その見た目でも十分その役割を果たせるだろう。錆びた短剣は殺傷能力という点だけを見れば十分武器として通用するだろう。割れた木の盾は面積が小さくなっているがまだ十分使えるはずだ。対する俺は銅の剣(炎属性付与)を装備している物の、他は防御力など皆無な一般ピーポー普段着だ。もう一度、ゴブリンと自分を見比べる。今確認した事実に変わりはない。曲がりなりにも装備を調えたゴブリンと、事実上剣一本の俺。なんて事だ、装備の充実度でゴブリンに負けているだと!!

 気付いてしまった事実に愕然とするが、こちらに気付いたゴブリンが短剣を振り上げて駆け寄ってくるのを見て戦いに集中する。掛ける勢いをそのままに振り下ろされる短剣を、両手で持った銅の剣で弾く。短剣を弾かれ目を丸くしたゴブリンが再度振り回す短剣をこちらも先と同じように銅の剣で弾く。相手が弱いゴブリンであることもあるだろう、おそらくは軽い銅の剣と言うこともあるのだろう。だがそれでもこの場所に来る前の自分に同じ事ができるかと聞かれれば無理だと俺は答えただろう。敵が振るう武器を、正確にパリィするなどという技術。これが剣術LV1のアビリティの恩恵というやつか!

 アビリティの恩恵をその身で実感した俺は、またも振るわれる短剣を今度はサイドステップで避けると、初めて攻勢に転じた。ゴブリンめがけて振るわれる銅の剣がその皺だらけの首筋をとらえ、一瞬の固い感触を手に伝えるとともに僅かな肉の焼ける音を発してゴブリンの首がボールか何かのように宙を舞った。

 放物線を描いたゴブリンの頭部が床に落ちると同時に、頭部と体とが光の粒子となって弾けて消える。今までゴブリンのいた場所には一本のダガーが落ちていた。


「これで、おわり、か?」


 呆気ない、実に呆気なく戦闘が終了してしまった。余りに呆気なさすぎて戦闘を行い初勝利を飾ったという実感がない。

 少しの合間剣を振るった格好のまま呆然としていたが、このままでいても仕方がないと気を取り直し、ゴブリンがドロップしたと思わしき短剣を拾い上げる。

 短剣だ。どこからどう見ても短剣だ。しかし、俺の剣が銅の剣であるように、この短剣にも何たらの剣と言ったような名称があるのだろう。玉座の間に行けば鑑定できるのだろうか?ダンジョンでアイテムを入手してもそれが何かがわからなければすぐに使用することはできないという事実に気づき、とりあえず異次元ポケット(仮称)に短剣(仮)を放り込んで深呼吸をする。何にしても初戦闘が何事もなく終わったんだ、怪我も疲れもないし奥に進もう。


 









 どれくらい時間がたったのだろうか?分かれ道どころか曲がり角すらない文字通りの一本道を幾度かゴブリンとの戦闘を交えながら進んだ先にようやく開けた場所へとたどり着いた。中に足を踏み入れなければ中を確認できなくなっているのか、廊下からでは見渡すことのできない大広間の前で足を止めて思案する。ここに来て広間があるという事は複数のモンスターとの戦闘が待っていると思われるが、ここまでくるまで5体のゴブリンを倒したが、あれくらいならばたとえ複数いても対処できるのでは無かろうか?手にした銅の剣を見てそう思う。どの戦闘も余裕を持って剣を弾き、または回避して一撃でしとめることができていた。ならばこの自信は過信などではないだろう。そう判断した俺は静かに剣の塚を握り直し広間に足を踏み入れた。その自信が、間違いなく過信であることに気付かないままに。


「え?」


 広間に足を踏み入れた俺が目にしたのは、ここに来るまでに戦ってきた人型のモンスターではなかった。濁った瞳でこちらを見つめ、開いた口から見える鋭い牙。その鋭い牙の合間から流れる涎が振り返る勢いで周囲にまき散らされる。薄汚い灰色の毛皮に身を包んだ四つ足にモンスター、狼が10頭。それが広間にいたモンスターだった。このダンジョンの第1階層にいるモンスターはゴブリン、狼、大蠅の三種。そのことを忘れていた俺は予想外の相手とその数に呆然としてしまった。そして10対の視線はすでに俺へと向けられており、それはつまり俺が広間に入ったことは狼たちに気付かれているという事。そんなところで呆然と立ち尽くしていれば、それは敵にとってこれ以上ない隙だっただろう。一斉に狼たちが俺へとむかって地面を駆ける。そのときになってようやく我を取り戻した俺だったが、体勢を立て直すには足りなかった。


「く、速い!」


 ゴブリンとは比べものにならない速さで狼が走ってくる。あっという間に距離を詰めて剣の間合いに入り込んだ先頭の狼へと銅の剣をふるうが、狼は大きく跳躍をしてそれを回避し、飛び上がった勢いのまま襲いかかってきた。


「うわぁ!」


 剣から片手をはなして振るった腕が空中の狼に触れる瞬間、咄嗟に根源魔法を発動する。全身から左手へと魔力が走り、手の先から放出されると同時に炎となり狼を焼く。飛びかかってきた狼はその一撃で粒子へと弾け飛び、剣を振るい、腕を振り回した事で開いた体へと狼が飛びかかる。


「がぁっ!」


 腹部熱い、痛くて熱い、焼けるような痛み。Tシャツを貫いた牙がわき腹に深々と突き刺さり、流れた血潮がグレーのシャツを赤く染める。噛みついた狼へと剣を突き立てると、狼はまたも一撃で粒子へと弾けて消える。が、倒せたのはここまでだった。狼に剣を突き立てた腕に新たな狼が食らいつき、再び正面から別の狼が飛びかかってきて肩へと噛みつかれる。そしてその勢いを受け止められなかった俺はダンジョンの床へと倒れ込んでしまった。そこからは一方的だった。俺は噛みついてくる狼に抵抗しようと体をでたらめに動かす藻、残る狼はそんなことは意にも介さず俺の首に、腕に、脚にと食らいついてきたのだ。


(ちくしょう、死ぬ、死ぬ、こんなところで死んじまう!チートもハーレムも手にいれられないまま………………!)


 狼たちが動く度に激痛とともに体の一部が食いちぎられていく。俺の意識は痛みの中へと消えていった。






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名前:黄麻大地おうまだいち

性別:男

レベル:1

職業:魔王候補生

クラス:未定

生命力:E

力:E

魔力:E

素早さ:D

運:B

アビリティ

剣術LV2(LV1up)・根源魔法LV1・付与魔法LV1

スキル

・根源魔法/炎

・付与魔法/炎

装備

武器1:銅の剣(炎属性付与)

上半身:破れたTシャツ

下半身:穴だらけのジーパン

足:底のすり減った安全靴






主人公、いきなり死亡です。

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