罪の輪廻と蒲公英
今、春を待つ
蒲公英は凍える土に、
一心の根を突かせ、
萌え巡り、
先端は雪解け水を感じ、
そして春を知る
そして罪を知る
蒲公英は土から芽吹き、
葉を付かせ、
皓々たる朝日の中を、
眩く燃える朝露を持ちて、
そして太陽を知る
そして罪を知る
蒲公英は日に花を咲かせ、
羨望の茎は高く、
黄色の花は蒼穹を仰ぎ、
そして空を知る
そして罪を知る
蒲公英は弁のどれもを綿と変え、
罪悟り風に放心し、
風に舞い、
空を飛び、
そして雲を知るそして雨を知る
そして罪を知る
そしてまた、春を待つ