93.入学式!と学校説明ホームルーム
今日はちょっと早起きして、制服に着替えてから朝食を食べまして、馬車に乗り込みました。
今日は入学式と授業カリキュラムなんかの説明と学校案内があるのですわよ。
学校は前世の小学校みたいな大きさ。
体育館や校庭があり、イベントごとをやる為の講堂や部活棟と呼ばれる建屋がある。
各学年3クラスの教室があり、教室は階層で学年が分かれている。
1階が1年生、3階が3年生。
イメージ的にはエルミタージュ美術館を小さくした感じの外観で、最近の建物と比較するとちょっと古め。
まぁ歴史ある学校って感じ。
いまだに貴族学校という名前はついているけれど、立ち位置としては国立大学に近く、卒業は単位制。
つまり、頑張ると一年で卒業資格まで取れる可能性がある。
とはいえ、一般的には貴族と縁を紡ぐために来ている人が多いので、そんな傍若無人なことする人は居ないそう。
ちなみに、ティルは卒業単位は満たしていて、卒業論文書けばいつでも卒業できるそう。
学校来て何やってんのかと思ったら、結局城の仕事らしい。
前世では、知り合ったのは社会人になってからなので、二人とも学生時代は年齢=相方いない歴だったから、学生恋愛などしていない。
どうやらティルは学校でイチャコラ恋愛っぽい事をしたいらしくて、あえて卒業していないんだそうだ。
お前…まぁいいけどさ。
つきあったるよ。
私も興味ある。
さて、校門を通り過ぎると、馬車止めがありそこで下車する。
他にも貴族の何人かは馬車で登校らしい。
一応この学校、敷地の隣に寮があって、平民寮と貴族寮がそれぞれ別建屋になっている。
私みたいに王都に住んでいる人は通えなくもないが、地方貴族だと王都に屋敷を構えるのは大変なので、寮生活になるそうだ。
従者を一人連れてこられるそうだけれど、授業は基本一人で受けることになるらしい。
さて、入学式に出る為、入り口の案内板で確認した講堂へ。
私は公爵家なので平等をうたっている学校内であっても一番前の席なのだ。
残念ながら?学年で一番爵位が高いのは私。
まぁそらそうだ。私と同列か、それ以上の爵位はみんな上の学年だからな。
出来れば同い年の友達が欲しい。
作るのは女友達に限るが…
で、入学式が始まる。
校長がさらっと挨拶して、在校生挨拶へ。
あ、ティルだ。学年首席だからな。
そらそうか。
ちなみに、生徒会長はトランスティーナ様だそうだよ。
ティルは政務もあるから、生徒会にはついていないらしい。
「在校生代表、ドッティール・カーフテリア殿下です」
「皆さんおはよう、今日からこの学園に通うことになって、希望と不安でいっぱいだと思う。だが、学園での学びは皆平等に与えられる時間だ、是非国のために勉学・魔術に励み、将来国を支える人間となってほしい」
うんうん、王族としての気持ちも入ってるが良い挨拶だったんじゃないかな?短いし。
「ありがとうございました。では、新入生代表ミランダ・ミランディール様です」
あー、はいはい。
私の出番ね。
クラス分けテストで結果、95点獲得で、首席だったため、この役割が回ってきた。
後から聞いたらやっぱり卒業レベルの問題まで入っているということだった。
あほか、無理して解くんじゃなかったわ。
まぁ首席になってしまったものは仕方がないので、甘んじてこの役を引き受けたわけ。
私は、講堂の壇上に登って、みんなの方を向く。
うんうん、ピンク髪のクリスちゃんもいるな。
「殿下のお言葉ありがとうございます。私たち新入生は、学びの機会を最大限生かし、ともに切磋琢磨していくことを誓います」
ぺこり。さて、席に戻るか。
あ、思わず頭下げちまったな…まぁいいか。
普通貴族は下げないんだけどな。
皆目を丸くしてるわ。
ごめんて。三つ子の魂百までだな。
気が抜けるとたまに出ちゃうんだよ。
あれ?クリスちゃんは平然としてるな。
あれか、やっぱり転生者か?
入学式が終了して、教室へ移動~。
校舎の中はいたって普通だ。
なんだろう、日本の高校の教室って感じ。
外観は装飾がいっぱいあったが、内装はシンプルなんだなこの建物。
ここはホームルームなんかをする教室で、ほかは全部移動教室だそうだ。
正面からは見えなかったが、研究棟や講義棟が別にあるんだそう。
必須科目は、自分の属性魔法の授業のみ。
こちらは本当に基礎から始まる。
あ、先生が入ってきた。
女性の先生だな。最近珍しくなくなってきたそうだが、まだまだ男性が多いと聞くのに優秀な方なのかな?
「担任の、エルミーナといいます。主にホームルームや学校イベントで顔を合わせると思います。担当授業は天文学です。興味のある方はどうぞ」
ほー天文学者の先生なのか…そういえば結局天王星やアステロイドベルトについてはわかっていなかったんだよな。
どうせだから天文学とってみるか。
どうせ一般科目はすでに免除されているから取る意味ないからな。
専門的な学問を取ることにしよう。
このあと、カリキュラムや取得授業の説明をきいて、今日は解散となった。
さて、明日以降の1週間は選択授業を選ぶ期間でいろいろな授業の見学ができる。
何を取るかは、この間に決めないといけない。
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