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コミックス5巻7月4日発売&電子書籍版発売中【連載版】公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  作者: シャチ
11歳になりましたの

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81.入学前にテストがあるんだって

総評価点7000ポイントを超えました。

皆様のおかげです。

ありがとうございます。

今日は祝日。

だけど私は初めて貴族学園に来ておりますのよ。

すこーんと忘れていた。というか聞いたことがあったはずだけど覚えていなかった、入学前試験に来ておりますのよ。

貴族学校という名前はついておりますが、要は魔法をしっかり学ぶ場所。

そのため、魔力を多く持っていれば平民でも入学が可能。

さらに勉強ができると、奨学金も出るとか。

試験は、その選定も兼ねているそうですわ。


学園内は平等をうたっているそうで大きな講堂で行われるこの試験会場には、普通に平民の方もいますし、同じく貴族の方もいます。

私は公爵令嬢なので、普通に馬車で乗り付けましたし、今はドレスを着ております。

うーん、私の場違い感。

いや、他にもドレスとか礼服とか着てる貴族は居るんだけどさ、平民のほうが多くない?仕事着でよかったんじゃね?

などと思っていると試験官がやってきた。

静かにするよう促し、一人一人に試験問題を配っていく。

制限時間は1時間。

科目はまとめて5科目入っているという。

「では、開始」

早速問題に目を移すと、名前を書けという問題から、国名を書いたり、簡単な四則演算したりといった問題が並ぶ。

聞いていた通り、基礎学力を測る物らしい。

するすると問題をこたえていき、3枚目に差し掛かると、問題の様子がおかしくなってくる。

微積分、万有引力の発見者、物体の落下速度なんかの物理学、歴史については悪魔狩りと呼ばれた、前世の魔女狩りみたいなのが、いつごろ終わったかや、宗教革命について、株式会社のメリットとか、問題が極端に高度化している。


なんじゃこれ?


とはいえ、王妃教育まで合格をもらっている私である。

問題となることはない。

しかし、こんなに入学試験難しいんだろうか?

普通に貴族でも家庭教師を複数雇えない男爵家や子爵家の子供じゃ、3枚目の問題は解けないのでは?

てか、4枚目は複合問題まであるよ…


『現在、社会問題となっている女性労働者の扱いについて、下記データを基にどのように全体の労働人口が推移をしているか示せ。また、それによって引き起こされている諸問題について、国と市民会議が行っている政策について記せ』


おい、私への忖度か?

最近、研究所ではグラフがはやっていて、私が円グラフと棒グラフ書いたのが悪いんだけど…どうも、学園でも教えているらしい。

しかも、今問題となっている女性労働者ってのは一般人のことで、産業革命かな?ってほど発展してきている工場労働者に対してのことだろう。

賃金問題や、住み込み以外認めないなど、半分奴隷のように扱う企業があることが問題となっており、法律の見直しをしているとティルが話していた。

それに、女性特有の病気については、まさに私が旗振りしてたわけで…

てか、これ入学前の学生予定者に聞く?


とりあえず全問埋めてやった。

間違っているところもありそうだがまぁしょうがない。

微積分なんて出すんじゃないよ、躓くところだったわ。

見回してみると、みんな頭抱えている。

そらそうだろうよ…もしかして卒業問題まではいってねーか?


「では、終了です。答案用紙を回収します」

試験官から声がかかって、後ろから答案用紙が回収される。

前に回すとかじゃないのね。

大人の方々が回収していったわ。


私はまっすぐ帰ることにする。

今日はこれで終了。

貴族は基本無条件合格だけど、このテスト結果がクラス分けにつながる。

平民は合格すると、制服が送られてくるんだって。

貴族学園の制服、男女ともに青いブレザーで、女子は白いブラウスと白いスカート、男子は白いワイシャツと長ズボン。

靴の指定はなし。

あとは学年でネクタイやリボンの色が変わるんだって。

私らピンクだってよ!わはは。

ティルは青、一個上のマーガレット様が緑だそう。

つまり、同期の男子的にはハズレ年ってやつだな。

まぁピンクが好きでもいいと思うよ。

私も好きだし。


制服届くの楽しみだなぁ~

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