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コミックス5巻7月4日発売&電子書籍版発売中【連載版】公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  作者: シャチ
10歳になりましたの

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75.ティルの誕生会と、世の中の変化

ちょっと、今回ミランダの節操がありません。

今日はティルの誕生パーティーに出席中。

すでにあらかた挨拶が終わって、二人でまったり飯を食おうかというところで、ご婦人方に声をかけられた。

「ミランダ嬢、よろしいかしら?」

おぉぅ?見るからにトランスティーナ様を大きくした感じのグラマラス美女から声をかけられたぞ…あ、この人あれだ、アークレイ公爵夫人だ。

「はい、よろこんで」

ガキの私に拒否権などなかろうよ、相手は公爵夫人やでって、後ろにはトランスティーナ様がおられる。

「いつも娘と仲良くしてくれていると聞いていますわ。派閥違いとはいえ、交流は大切ですものね…ところで、何か変わった研究をしてらっしゃるとお噂になっているけれど何をされているのかしら?」

うおぉ、すげー笑顔が怖い。

なんというかハンターの目をしてらっしゃる。

え、なに、何にご興味が???

「はい、先進女性医療研究所という形で、女性向け専門の医療の研究を始めております。といっても私などお飾り、研究所職員がみな優秀ですのでほぼ丸投げですわ」

フムとアークレイ夫人が扇子を広げて口元を隠す。

「なんでも若返りの研究もされていると聞きますが?」

「してないですよ?!」

なんでそんなことになってるの?若返り??私知らないけど?

「あら?妙齢の女性が女性らしさを維持する研究をされていると聞いたのですがねぇ」

あれ?これってあれか、更年期障害の緩和の研究のせいか?

最近始めたんだよねたしかに。

「あー…えーと、厳密には若返りではなく、老化防止の意味合いが強いのですが」

「なるほど、そうなのですね」

「はい、女性は年を取ると性格が変わったりという時期があるはずでして、それを緩和することの研究を始めたのです」

ちょっと湾曲して伝わっちゃったかな?

まぁでもある意味でアンチエイジングではあるだよな。

私は、大豆がいいんじゃないかとか適当なこと言っちゃったけど大丈夫かなあの研究。

「であれば、私も出資いたしますわ」

「!!、あ、ありがとうございます?」

素直にお礼を言っておくが、私一人では決められないだろうそれ。

一応敵対派閥だぞ?

「トランスティーナがお世話になっているのと、貴女とのお茶会の席での情報を持ってきてくれるのを聞いて、すでにミランディール公爵にはお話し済みですからご心配ありませんよ」

流石、公爵夫人。根回しはえぇ。

てか、絶対断れないようになってるわ。

そらそうだよな、てかわざわざ私に聞いてくるとは思わなかったが…

「アークレイ夫人、そろそろよろしいかな?」

「えぇ、お時間をいただきありがとうございますね」

ティルが助けてくれて、私は別れの挨拶をして、場所を外す。

おぉーまさかアークレイ派閥が直接絡んでくるとは思わなかったぞ…これはカーフテトラも噛んできそうだな。

それなら、もう三派閥で仲良くして、科学技術の発展に尽力してもらったほうがいいと思うんだよな。

そらーお互いに譲れない一線はあるだろうから、みんな仲良くって訳にはいかないだろうけど…

まてよ?女性側から社会の分断をさせない働きかけができるんじゃないか?

男はどうしても最後まで見栄を張っちまうけど、女性はそのあたりしたたかだからな。

利になるものなら巻かれるのも貴族の在り方ぞ?いや商人かな?


しばらくしたのち、久々にトランスティーナ様とカーシャ様とお茶を相席する。

「お二人とも、お元気そうで何よりですわ」

「ミランダ様も、はつらつとしてらっしゃいますね」

トランスティーナ様はどんどん女性らしくなってくるなぁ。胸分けて。

「最近は公務以外、以前よりも好きなことをしておりますので」

「学校の勉強はそれほど難しくないですが、私魔法が苦手です」

カーシャ様も結構育ってきている。

くそ、一年の差もあるだろうが、そもそもこのころの成長は個人差がデカいからな。

羨んだって仕方がないんだが…あまりにも女性らしさが無くてな…まだまだロリ体形。

おっと、トランスティーナ様がため息をついてる。

「トランスティーナ様、どうされました?」

「いえね、最近ラブルがちょっとよそよそしくてですね」

「あー思春期の男の子が、トランスティーナ様のその魅惑のボディを見ればそうもなるかと」

「それは…えーとどういう?」

「立っちゃうでしょ、おち…」

「それ以上は言わせない」

何処からか現れたティルがサッと私の口をふさぐ。

「もう少し表現を変えようか、ミランダ」

口をふさがれたままで、コクコクと頷けば、やっと口が解放される。

「そっ、そうですわね。トランスティーナ様が魅力的過ぎて、ラブル様は萎縮されているのですよ。嫌われているわけではないと思いますわ」

「それならいいのですが、昔のように目を見てしゃべってくれなくて」

うん、そうだろうな。

思春期だんしぃに、トランスティーナ様が迫りくれば、だれしも目をそらさないと顔真っ赤にしてうつむいちゃうだろうさ。

くそっうらやましいな触ってみたい!

「トランスティーナ嬢、心配はいらないよ。私もラブルから相談を受けたが、トランスティーナ嬢がまぶしすぎるんだそうだ」

「ラブル君、うぶで可愛いですねぇ」

ニヨニヨ。初恋話はおいしいですな。

「ミランダ様、顔、顔」

カーシャ様から怒られてしまった。

そうえばカーシャ様には婚約者いないのかな?

「私はまだフリーですわね。お二人がうらやましいです。恋に落ちられる殿方と出会いたいですわね」

「どのような方が好みなのです?」

そのあとはちょっとワイワイと女子トークで盛り上がった。

あとで、カーシャ様の好みの男性がいないかティルに相談してみることにしよう。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] >「あら?妙齢の女性が女性らしさを維持する研究をされていると聞いたのですがねぇ」 これは、妙齢の意味を間違っておられるのでは?
[一言] 最後の場面は端から見たら、凄い光景なような気が~☆ 前回の話からふっと思ったのですが、女性用の香水とかも発展していそうな(;^_^A洗浄魔法があの日はままならないとかあったりして?
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