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コミックス5巻7月4日発売&電子書籍版発売中【連載版】公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  作者: シャチ
9歳になりましたわ

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60.さっくと進む日々

ちょっとサクッと進むので、ミランダちゃんの回想回です。

障壁については、防御以外の使い方を封印したミランダです。

こないだ、お茶用のお菓子をリクエストしようと、キッチンへ赴いたら黒い悪魔を見つけて、思わず防御障壁で押しつぶして後悔したので、本当に封印しようと思います。

流石に絶叫してしまったよ。

いや、絶叫しながら押し潰して言葉を失ったのか…


さて、最後の授業で教えてもらったところによると、個人には魔法の属性があるそうで、私は多分風属性だろうとのことです。

おじいちゃん先生は、人の魔法の波動を見て属性がわかる人だそうですよ。

それとは別に、そういった属性や魔力量がわかる道具があるそうで、魔道具というらしい。

初めて聞いたぞい。

我が家にも魔道具があるのか聞いたら、意外と身近にあること判明。

自分でお湯を沸かすことがないから知らなかったけど、保温ポットがあったよ。

あと、気にしていなかったけれど、部屋の照明も魔道具やて。

そういえばろうそくに火をともした記憶がないわ。

それに夜も部屋明るいし。

転生したせいか、その辺に疑問を持たなかった自分の敗北を感じた。

試しに、蝋燭で夜生活してみるとわかるよ…なんも見えないから。


我がミランディール家は主に風魔法が得意な家系なんだそう。

アークレイが水、カーフテトラが火。

ティルは火属性だそうだよ。やっぱりお母様の血が濃いんでしょうね。

二人で一緒にラブラブ爆裂拳とか放てそうだよね。

火魔法に風魔法で増速するの。

私まだ使い方わからないけれど。


属性魔法に関しては攻撃魔法に直結しやすいので、学校で教わるそう。

貴族学校だけど、魔法学校に近いらしくて、中には平民でも魔力量が多い子供も通っているんだってさ。

中には「属性無し」って子がいるらしい。

そういう子は魔道具作成に重要な存在だそうで、属性持ちの人が魔道具を作ると、その属性の人しか起動できないモノが出来てしまうんだとか。

属性無しの子って貴族ではほぼいないらしく、平民が多いそう。

なので、属性無しで魔力量が多い子は貴族が引き取ることが多いという。

お父様に聞いたら、我が家にも専属魔道具師がいるとの事。

領でトステッド兄様と開発しているそうなので、王都で会うことはないようだ。


イメージ的に魔道具は生活家電なんだよな。

お湯沸かしたり、照明になったり。

そんな世界だけれど、最近蒸気機関が発明されたらしい。

魔道具との合わせ技で、回転力を得ているんだとか。

先に開発された水力を活用した紡織機械向けに納品され始めているんだって。

家の領でも導入するって言ってた。

うーん、産業革命。

そういえば、フランス革命もそのぐらいの時期だよ。

元のミランダちゃんの魂がループしてたのってその辺影響があるのかな?

ティルやお父様、お兄様の話を聞く限り、街は平静をたもっているし、貴族と平民の仲も悪くないとのこと。

国の決まりで貴族が領民にかけられる税の上限もあるし、ミランディール家とカーフテトラ家が民主派よりなのもあって、王都をはじめとして市民議会の自治権も拡大してきていると聞く。

反乱とか市民革命とかの雰囲気はないそうだ。

なにせ、今年のティル生誕祭の時には、王都の市民議会の人たちともお話しする機会があったのだけど、反感はないみたい。

アークレイ派閥に対しては思うところがあるようだけど、市民のことを考えてくれている現王家とは今後も協力していきたいとのこと。

立憲君主制への移行なども話し合われているそうなので、今後も仲良くできればいいと思う。


これ、私とティルが転生してきているのが原因じゃないかと思うのよ。

市民革命も起こりそうもないし、近隣諸国との関係も正常。

断罪されるような雰囲気もないし、命が狙われているとかもないみたいだし。

分からないことを悩んでいてもしょうがないので、今を楽しく生きれればいいと思うのよね。


そういえば、コンクリート舗装と鉄筋コンクリートの開発が成功したそうだよ!

王都の我が屋敷のロータリーもコンクリート舗装されたのよ。

もともと馬車には板バネのサスペンションがあるので、多少道が悪くても乗り心地は悪くなかったんだけど、舗装路のおかげで走行音がすごく静かになった。

未舗装路でも石畳でもガタゴトいってたからね。

なお、猫の足跡をこないだ発見しました。

コンクリート舗装の宿命ね。

明後日には10歳になります。

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― 新着の感想 ―
猫の足跡
[一言] 足跡付きコンクリは、見つけた時に四葉のクローバーよりもラッキー!となります。 しかし、魔法ありの産業革命ってどうなるんや…
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