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コミックス5巻7月4日発売&電子書籍版発売中【連載版】公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  作者: シャチ
9歳になりましたわ

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52.殿下とお昼ご飯をたべるよ

コスプレ大会が終わった。

やー殿下は何着せても似合うね。

男の娘としてやっていけるわ。これなら抱かれてもいいし、抱ける。

成長すれば声変わりもして、今のエンジェルボイスじゃなくなるだろうが、それぐらいは許容しよう。

「さて、ティル様。昼食会場へ行きましょう」

「よろしく頼むよ」

私とティルでダイニングへ。

「では、よろしくお願いいたしますわね」

私が給仕へ指示を出すと、まずはスープを運んでくれる。

これは、我が領でとれた乾燥昆布と、骨や野菜を大量に入れたブイヨンによるダシが効いているので、薄味なスープである。

今回は具はなく、スープの味を味わってほしい。

てか、さすが王族、ティルも所作は綺麗だな。

「うん、とてもおいしいねこれ!味に深みがある!」

「でしょう?塩味と少量のコショウしか効かせておりませんのよ」

「それで、これほど美味しいとは、さすがだなぁ」

「まだ、これから前菜と、メインがありますのでお楽しみくださいませね」

前菜は、野菜のマリネですわね。

一度湯がいた野菜をマリネ液に付け込んだやつ。

この世界では生野菜は食べませんわよ。

そしてメインは、うちのブイヨンとトマトで煮込んだ鶏肉。

私は、牛より豚より鳥が好き。

そして、前菜が終わってメインが登場する。

「鳥のもも肉トマトの煮込みでございます」

「ぶっ」

「どうしましたティル?」

「よくトマトを出せたね」

「お嫌いでした?トマト。食べられるでしょ?」

「いや、そうなんだけどさ、最近まで毒だって言われていたせいで、まだ王城では扱えなくてね」

あれ?そう言うことか。

我が家ではすでに普通に食べてるんだけどなトマト。

あ、ちなみにマヨネーズはすでにある調味料でしたよ。

温野菜にマヨが私のお気に入り。

卵を生で食べて大丈夫なんかな?とおもったけど大丈夫だった。

「そもそも市場流通量が少ないだろ?よく手に入れたね」

「温室に植わってるので」

「植えさせたの?」

「植えさせましたね」

「あー久々に食べた。トマト味おいしいー」

「でしょ?」

「また、食べに来てもいいかな」

「ええよー」

うんうん、おいしかったようだなティルが満足してくれてよかったよ。

「確かに、貸していただけるならコックを貸してほしくなるね」

「トマトもお城に献上しましょうか?」

「あはは、まじめにお願いしたい」

「では、そのように」

事前にお父様には相談しているので、殿下の意向だといえば、すぐに実現するだろうさ。

王城から始める食の改革!

この国の飯をもっとおいしくするぞ!

ただ、どうも我が領の領民の方がうまいもの食ってそうなんだよな。

生で魚が食えるらしい。

醬油はないけれど、お刺身が食えるとなると魅力的ではある。

私はまだ領地へ行ったことがないのだ。

ぶっちゃけ、飯を食うためだけに領地へは行かない。

今じゃ、王子の婚約者だからな、よっぽどじゃないと王都から出れんのだよ。

地味に2日に1回は王妃教育があるし、まだまだ魔法の勉強も続いている。

「そういえば、今度ティルの執務室へお邪魔してもいい?」

「かまわないよ、でもどうして?」

「仕事みーせて」

「わかった。結構大変なんだよね」

「手伝おうか?」

「あんまり機密文書は触らないでね」

「あいあい」

さて、じゃあ今度時間ができたら、ティルの執務室にお邪魔することにしよう。

マヨネーズは意外と歴史があるのですよ。

あと、生で卵を食べるのサルモネラ菌が怖いって感覚、日本人にはないですよね。

海外だと生卵なんて食べられませんよね?

現代日本の管理基準すごいと思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] 今でもよほど気をつけないとあるサルモネラ菌での食中毒…夏の飲食店食中毒は大抵がこれですもんね…。殻を綺麗に洗えるようになって初めて生で食べられるようになったんですもんね。 それにしても声替わ…
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