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コミックス5巻7月4日発売&電子書籍版発売中【連載版】公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  作者: シャチ
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49.社交シーズン、軍の創設記念パーティーに呼ばれる

うっす、ミランダでございます。

冬の社交シーズンでございますわよ。

こないだティルに「そういや性別が入れ替わってしまったけど、恋愛対象は男じゃないのか?」ときいたら、「いや、自分がBLの主人公側とか勘弁だから」と言われた。

それに、王子だから子をなさないと成らないんだから、気心知れたミランダがいいとのこと。

なんでい、変な口説き方するじゃねぇか。ちょっと惚れちゃいそうだったよ。

そういえば、私も恋愛対象として女性を見ていなかったな、中身おっさんなのに。

男性に抱かれるのはヤダって感覚しかなかったわ。謎


社交シーズンなので、ミランディール家としてのお茶会や、夜会も終わり、最後は王家主催の建国記念日に参加すれば社交シーズンのお役目も終わるなぁーと思っていたら、ティルから軍の創設記念パーティーに来てくれと呼ばれた。

え、なんでよ。めんどくさいんだけど。

軍のパーティーに行くドレスとかどうすんのさと思っていたら、ティルからドレスも一緒に送られてきた。

準備良すぎだろ。

まだ、ティルを着せ替え人形にしていないのに、私ばかりが着せ替え人形にされている気がする。

そして、届いたドレスが何とも言えないデザインだったのだ。

「ミリロリじゃんこれ…」

カーフテトラ軍の制服っぽいデザインだが、グレーで騎士服をかわいらしくフリルなどを使い、スカートを踝丈まで伸ばした衣装が届いたのだ。ミリタリーロリータと呼ばれるものにちかい。

しかも士官クラスのデフォルメタイプである。

大丈夫かこれ着て行って、刺されないよな?

くそ、ティル用の女装衣装をさらに増やしてやる…。


()てくれてありがとう、ミランダ」

「覚えてろよ」

「社交シーズンが終わったら覚悟しとく」

「ウイッグまで用意したからな…」

「まじか…」

そんな会話をこそこそしながら、パーティー会場へ向かう。

今日はグランデ兄様もこのパーティーに出ているそうだけど、お話しする時間あるかなぁ?

会場に入ると、室内が綺麗に二つの色に分かれていた。

白と黒。

白はお兄様も着ていたので、きっと陸軍、ということは黒は海軍か…だから私の衣装グレーなのね、どっちでもないですよと。

そういえばティルも同じくグレーの軍服を着用している。

「こんなきれいに色が分かれているとは」

「仲が良くないからね、今日はそれを払しょくするために、ミランダが提案してくれた参謀本部の設置が発表されるからピリピリしているんだよ。どっちの利権がっていうね」

「あー軍閥争いめんどくさい」


「国王陛下の入場です」

私たちが入場してからしばらくして、国王陛下が入場された。

お、陛下もグレーの軍服だ。あれ?今まで我が国の王族って何色着てたっけ?

「皆の者、今日は軍部の行動を統一し、陸海軍、新設される空軍を含め、総合的に指令を出すための司令部として、参謀本部の結成を発表する。参謀本部は、各軍部の上位士官をあつめ…」

おやー?陛下私が素案を出したやつをそのまま採用していないかぁ?

大丈夫かなこれ?公爵令嬢とは言え、お子様が考えた案が採用されるの怖いんだけど、そらー詳細を練ってくれたのは陛下を含め大人たちだとは思うけどさ。

「なお、我が軍の陸海軍の仲が悪いことを憂い、この案を出してくれたのはミランディール公爵令嬢である。彼女の考え方は論理的で、陸海軍の枠を越え、総合した作戦を進めるためには必要不可欠であると判断した次第だ」

まてぇええええ!!なんで私の名前を出す!?みんなこっち見てるじゃんよ!?

詳細聞かれたって細かいところは答えられないぞ????

「では、今日の軍創設記念パーティーを楽しんでくれ。詳細についてはおって沙汰をする」

とんでもねぇ爆弾を投げられた。

これは、陛下のあいさつが終わってフリーになった瞬間囲まれるやつだ。

どうしよう…

どうなるミランダちゃん!

ミランダちゃんの明日はどっちだ!

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[一言] ミランダちゃんの明日? この世界における幕僚長!(待て
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