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コミックス5巻7月4日発売&電子書籍版発売中【連載版】公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  作者: シャチ
7歳になったよ

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29.敵を知り己を知れば百戦危うからず

「ダメだ」

速攻でお父様からNGを出されました。

トランスティーナ・アークレイと会いたいという願いは即却下でございますわよ。

「なぜですかお父様。敵を知り己を知れば百戦危うからずというではありませんか」

「お前は何と戦うのだ…」

「王子殿下」

「そうではなかろうに…」

あぁお父様があきれられている。

現在私の敵は、婚約者候補に祭り上げた殿下であって、次期王妃の座をトランスティーナ様と争うことではないので、間違ってはいないのだが…

「第一、アークレイ公爵は対立派閥だぞ」

「では、なおのこと先手必勝ですわ」

「何に先手を打つのだ」

「私にその気がないことを宣言しませんと、無駄な派閥争いになりますわ」

「うーむ…」

「第一、何ぜ私が婚約者候補なのですか!」

「殿下が気に入られたようだぞ…」

「わたくしはまだ7さいです!こんやくなどはようございます!」

「いきなり子供っぽくしゃべるんじゃない!」

ちくせう、お父様に甘える作戦は失敗か…

「とにかく、アークレイ公爵令嬢と、直接お会いしてお話し、出来ないのであれば、実力行使に出ます」

「な、なんだ」

「仮病使ってひきこもる!!」

「どこでそんなことを覚えたのだ、ミランダは…」

お父様は渋々ながらトランスティーナ・アークレイ嬢に会うことを許可してくれた。

こっちのほうが筆頭公爵家なので家格は上だが、私は年下、どこで会うのが良いのだろうか?

「お父様、私が伺うべきか、お呼びすべきか悩んでおります」

「お前が呼ぶべきだろう」

「ではそのように。来て下さるといいのですけれど」

「普通は来ないだろうな…敵地になど」

「私は来ると思うんですよねぇ」

あの肉食系の性格なら、呼べば来そうな気がする。

殿下の婚約者候補についてお話ししたいと書けば、飛んでくると思うんだよね。


というわけでさっそくお手紙をしたためる。

個人的にお話がしたいので、ぜひ家に来てほしいと書けば、向こうも私が婚約者候補になったことがわかっているのだから、きっと乗り込んでくるはずだ。

場所は私の部屋でいいだろう。

どうせなら敵対ではなく、仲良くなりたいのだが…

どうすれば仲良くなれるだろうか?

乙女趣味ではあるが、私の場合はかなり偏りがある。

万人受けする乙女趣味ではないのだよ。

ほら、花の名前覚えるの苦手だし、ぬいぐるみとかドールは大好きだけど、宝石だとかドレスそのもののデザインについては、いまいちなのよね。

ルイ様におんぶにだっこですよ。

貴族令嬢、ましてや公爵令嬢としては流行をけん引しないといけないわけで、これじゃだめだとは思うんだけど、ロリータ系の各ジャンルならデザインできるけど、普通のドレスデザインはなぁ…

まてよ?わからない程度にロリータ系にすればいいんじゃないか?

前に甘ロリなら似合いそうと思っていたし…

まてまて、まずはトランスティーナ様の好みについて探りを入れなくては…

どうやって?

風邪をひきました。

ストックが付きかけているので、更新ペースが落ちるかもしれませんがご容赦ください。

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