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コミックス5巻7月4日発売&電子書籍版発売中【連載版】公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  作者: シャチ
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13.新しいお友達(人形)

今回少し長いです

今日はグランデお兄様が帰ってきます。

普段は騎士団の宿舎でお泊りなので、同じ王都にいますが、あまり家にはいないのだ。

こないだ帰ってきたときにラミちゃんを自慢した。

「ミランダ!会いたかったぞー!!」

父似のグランデお兄様は背がデカい。出迎えると毎回抱き上げられて高い高いの刑に処される。

すげー視界が高すぎんだよ!こえーよ!!シャンデリアにぶつかりそうだって!

「おかえりなさいお兄様下ろして!」

「今日はミランダにお土産があるんだ」

そういって渡してくれた箱二つ。

とても見覚えのある大きさ。

細長く、ラミちゃんがちょうど入りそうなやつ。おい、2個もあるぞ。

「こ、これは…人形?」

「最近、貴族令嬢の間ではやりだそうだから、騎士団でも作ってみたものだ。これはその試作品だ」

「試作品をもらって良いのですか?」

「あぁその代わりミランダは感想を書いてくれ」

「…わかりました」

もらったものに対する見返りが安すぎないか?

経費でおちてるよね?お兄様の財布にダメージは無いよね?

お兄様から開けておいでと許可をもらったので、リサに手伝ってもらって部屋へ直行する。

一人じゃ持てん。

早速開封するとそこには男女の騎士様が鎮座しており、男性の方は大盾とランス、女性の方はレイピアとバックラーが同封されていた。

うわー、レイピアや盾が金や銀細工でエングルービングされてるぞ。

本物の金かなこれ…

触った感じのひんやり感とこのずっしり感、盾はガチで金属だ。

レイピアもこの鋭さは人が刺せる。ランスは中抜きなのか見た目より軽かった。

また、衣装もお兄様が着ている騎士服にそっくりだ。装飾も再現されている。

怖くて金額が聞けないやつ…もうこれ子供のおもちゃじゃなくて大人の趣味がわのドールやろがい!

男性騎士は茶髪で茶色い瞳でがっちりした体形。

女性騎士は金髪碧眼で、スレンダーな感じ。胸がないのは仕様かな?騎士なら邪魔だからサラシかな?

試しに武器を持たせてみる。

「持てないじゃんランス…」

見た目より軽かったが、十分重たかった。関節強度が負けている。

これは軽くしないとポーズも取れないだろう、盾なんて腕抜けないか心配になる重さなんだぞ…

女性騎士のレイピアと金属製バックラーはちゃんと装備できた。

「いたっ!!」

「大丈夫ですかお嬢様」

「このレイピア刺さる!!」

案の定刺さったじゃんよ!リサさんに治療魔法をかけてもらう。

ちょっとしたケガなら魔法で治せるんだって。今度教えるっておじいちゃん先生が言ってた。

「ちょっと文句言ってきます」

私は颯爽とグランデお兄様の元へ。

「お兄様!子供が遊ぶようにできていません!!」

お父様とお酒を飲んでいたお兄様がびっくりされている。

大声出してごめん、ステラさんがすげー顔でこっち見てる。

「レイピアで指をさしました!それにランスは重すぎて持てないですし、大盾も保持できません!レイピアとバックラーは持てましたが、自立しませんよ!!」

「自立?」

「そうです、武器を持たせて飾ろうかと思ったら重さで倒れました。自分で立てないなんてダメです!」

「そ、そうか」

「そうです。子供に触らせるなら、尖らせるのはダメです。角は丸みを、あと人形がちゃんと保持できる重さで作らないと意味がありません!飾っとくにしても支えがいっぱいないとポーズがつかないなんて、みっともなくてダメです!!」

「わ、わかったから落ち着けミランダ、明日騎士の事務方に伝えてみるよ」

「お願いします。見た目は豪華ですが、こんなの売っちゃダメです」

「何かミランダから案はないかね?」

お父様が割って入ってきた。おう聞け!ドール趣味だった俺の知識をなめるな!

とはいえ、この世界にプラスチックはなかろう。

どうしたものか?

「うーん、そうですね、剣やランスは木製にして、丁寧に磨き、エングルービングだけ金属にして、塗装で本物らしさを出したほうがいいかと、シルバーの粉末を透明なニスに溶かして塗ればそれっぽくなるのではないでしょうか?絵具でも銀色がありますし」

「なるほど、木材なら軽くできるだろうな」

「それと、刺さるほど鋭くも出来ないでしょう?あまり尖らせるとケガの元ですし、木でできていれば、無理な力がかかれば折れますから安全です。あえて折れやすい木材を使うほうがいいかもしれません」

「グランデ、家の細工師に試作品を作らせてみてはどうだ?」

「そうですね父上、ミランダ、何か思いついたデザインなどないかい?」

「あります。後で持ってきますわ。あと、大人向けにも売るつもりであれば、あえて関節を固定して金属製の武器を持てるようにしてもよいと思います。高級感がありますから、はく製っぽくなるかもしれませんよ」

「それも検討しよう。ミランダは賢いな」

グランデお兄様になでなでされる。

やめろい、こしょばいじゃないか。

「では、明日騎士団に報告してみる。ミランダはデザイン画を朝届けてくれ」

「わかりました」

翌朝、グランデお兄様に渡したデザイン画は10日後に木製武器になって女性騎士と共に戻ってきた。

魔法剣士だそう。ちょーかっこいい。

ゴスロリ姫と、姫騎士ってかんじの2人だ。この二人とどんな遊びをしようかな?



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