101.最初の一週間が終わる。
今日は文字だけです
順調に興味のある授業を受けてみて、これ違うなと思うやつは抜いてカリキュラムを組んでみると、かなり余裕のあるものが出来上がった。
一般科目を取らなくて済むだけでも十分その可能性はあったのだが。
学校自体も毎週ホームルームがあるぐらいで、他は自由であることが判明したため、丸一日お休みという日が作れた。
やったぜ、毎週木曜日を休みにできたぞ。
てかもう完全に大学のキャンパスライフだよね。
はじめは高等学校みたいな感じかと思ったけど、全然だったよ。
ただコレ、あくまでも一般科目免除の成績があるからだけだったりする。
Bクラス以下だと、フルで授業を取らないと単位が足らない、Aクラスの下位だと、1年の間に2~3年の基礎科目を取っていれば、後が楽できるので、1年の間はフルで授業を取るのが一般的だそうだ。
ティルは週休4日だそう。
学校で何してんのかと思ったら、仕事だよ。
ワーカーホリックかな?ちょっとどころじゃなく心配だ。
前世でも随分とブラックっぽいのにがっつり働いていたので、手を抜くことを知らない気がする。
逆に私はちゃらんぽらんだったわ…
そういえば、男と絡んでるより女の子と絡んでるほうが焼きもちするのは前世の影響がデカいと思う。
ちなみに私もティルが男どもとわちゃわちゃしてると、心がもにょる。
似たもの同士だなと思う。
何の心配もないというのに…いやあるのか?
ティルが掘られるのは困るな。
それはともかく、とりあえず属性魔法の授業は全部取った。
他に魔道具師講座など職業に直結する授業なんかもあったが、とりあえず天文学を取得。
卒業までに専門科目は5科目取らないといけないので、他に生物学と物理学を取ってみた。
考古学はあきらめた。来年があるさ。
あと、トランスティーナ様たちとのお茶の約束だが、来週になりそう。
トランスティーナ様もカーシャ様もBクラスで3年生だけど授業がカツカツなんだそうだ。
むしろ勉強を教えてほしいと泣きつかれた。
取得授業の関係上、学校には来るが2限とかで終わっちまう日がほとんどなので、まぁ空いた時間で教えるのぐらいいやと安請け合い中。
お友達と図書館で勉強会とか大学っぽいなと思う。
てか、皆さま。そういうのは過去問を探すんですわよ。
あと、部活だが、大量の勧誘を蹴り飛ばし、魔法研究部に入ることにした。
なんでもこの部活、生活魔法のように、だれでも魔法が使えるようにならないか研究をしているらしい。
折角魔法学校にいるのだし、自分の目標とも合うので、この部活にした。
ただ、この部活動、結構緩そう。
特に活動報告とかもしてないようなので、好きにやらせてもらうつもり。
こうして学園生活が始まったわけだが…結局暇な時間をカフェや部室で過ごすのも限界を感じており、ティルが借りている執務用のサロンに入り浸るようになりそう。
高級ソファーでごろごろするの最高である。
ちょっとは仕事を手伝ってやっているが、どちらかというと、ティルの仕事とそうじゃないモノをソートをしている感じ。
下町の道路工事の予算までティルの采配を求めんな。
これは王都運営の業務効率化が必要だと再認識。側近のコーヒーと紅茶はもう少しちゃんと仕事しろ。
そもそも、今のティルの仕事は国王になる為の勉強の一環であり、全部抱え込んでつぶれるためのもんじゃない。
それに、権限の委譲をしていかないと、民主化できん。
絶対君主制から、立憲君主制へ緩やかに移行しようってのが今のカーフテトラの流れなので、ティルに権限が集中してるのはまずいのだよ。
大きな町の区画整備や大規模な経済対策についてはわからんではないが、家の裏の道路直してみたいなのは土木部で完結すりゃいいし、個別の支援制度の申請なんかは財務部でよい。
頼られるのがうれしくて、なんでも抱え込んでしまうティルに代わって、私が仕分けをせっせとやっていくのが、もしかすると今年の学校生活なのかもしれない…
まぁティルとの時間を過ごせるし、今後王太子妃になってからのお仕事の予行演習だと思えばいいか。
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