カロリナの仮面
(メモリア)
「ポプラちゃんと契約したと思った?」
「残念!まだでした!?」
「下半身丸出しでスタンバイしてた早漏兄貴達!」
「スマンなぁ……」
メタ発言にしてもパロディ二連発もどうかと思うけど。
(カロリナ)
「お姉ちゃん!」
後から遅れて本物のカロリナが駆けつけた。
とは言え、騙された後なのでポプラは警戒している。
(カロリナ)
「お姉ちゃん聞いて!」
カロリナは、ポプラに友達が魔女の子宮に攫われた事の顛末を告げ
遅かれ早かれ孰れ自身も狙われる旨を伝えた。
(ポプラ)
「そう言う事だったの……」
「けどこれから如何するつもりなの?」
ポプラは、カロリナに訪ねた。
(ポプラ)
「相手は犯罪組織である以上」
「捕まった子は十中八九殺されてると思った方が良いわ!」
ポプラの言葉にカロリナの言葉が詰まる。
(ポプラ)
「今まで情報一つすら入らずに」
「情報だけでも高額な報酬価格が出るような連中ですもの」
「目撃者の口封じには徹底している筈」
ポプラに続いてメモリアも語る。
(メモリア)
「そうね……」
「軍や騎士団等の政府内にも息が掛かっているとすれば」
「情報提供者が居ないのにも納得出来るわ」
そんな事が出来るの!?
(メモリア)
「過去には洗脳を扱う能力で犯罪の片棒を担がせたり」
「忘却の能力で犯罪の目撃者の記憶を抹消していた事例もあるわ」
「相手に自白の能力があれば」
「カロリナの事も掴んでいると思った方がいいわね」
メモリアに続いてポプラも語る。
(ポプラ)
「カロリナが私と姉妹だと知る者はそんなに居ないわ」
「奴らも町一つ焼き払って証拠隠滅なんて」
「リスクの高い真似はしないと思うけど」
「其れとなくギルドの尋ね人広告に」
「カロリナの名前を貼っておくわ……」
ポプラには、本当に世話を掛けてばかりだ。
(メモリア)
「それとカロリナ!」
「貴女は今後浮世絵離れした暮らしを送る以上」
「正体を隠さないと」
!?
私は情報屋探偵カロリナ!
姉であるポプラとゆうえんちへ遊びに行って……
(メモリア)
「何方かと言えば捜査官じゃないかしら?」
「取りあえず仮面でも被ってなさい」
「それとレン!」
「出掛け前に言ってたマスカレードへ行ってみましょう」
そう言ってメモリアはレンの手を引いていく。




