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勇者の称号の意味(3)

 自身の性別が分からなかった事も気になる所だが

今はそれ以上の窮地に追い込まれている。

 自分が誰で此処が何処かも分からないこの状況下で、

スライムに馬乗りにされて、身包みを剥がされているこの状況。


「女の子だぁ~」

「い~っぱい強い子を産もうね!」


 迫り来るスライムの背後から鈍く大きな音が響いたかと思うと

突如スライムはもたれ込んできた。


「大丈夫です?」

「怪我はない?」


 自分を心配する声がする物の、

恐怖心と羞恥心の絶頂から、

自分、もとい私は気を失った。

 眼が覚めると見知らぬ天井が目に映る

何だ総てが夢だったのだ、

 おそらく私は森へクマさんに蜂蜜を分けて貰いに山へ入り

猪にはねられて崖から落ちて岩に頭を打つけて気を失ったに違いない。


「お目覚めですか?」


おそらく私は森へクマさんに蜂蜜を……


「ちょっと!ちょっと!」

「現実逃避したいでよ!」


 話し声は私の枕元に置かれた本からしていた。


「私はおそらく森へ……」


「いい加減にしなさい!」


本が勢いよく開き本に描かれた少女の絵に怒鳴りつけられた。


「貴女いったいどれだけ森のクマさんが好きなのよ!?」

「私はあのお方より貴女のサポートを任された」

「図鑑本の妖精のメモリアよ」

「宜しくね」


 あのお方と言うと思い浮かぶは、あの微笑の謎の婦人ぐらい。

 今は少しでも情報が欲しい。


「此処は何処であの女の人は誰なの?」

「どうして私の記憶はないの?」

「あの変なスライムは何なの?」


「うるさ~い!!」


 メモリアは大声で怒鳴り上げた。


「一つ一つ順番になるべく教えてあげるから

まず服を着なさい!」


そう言われて我に返る、私は裸だったのだ。

名前『メモリア』

種族『妖精』

属性色『緑色』

タイプ『マジック』『キュア』

サイズ『S』

スタイル『軽量』

説明

「自らの意思で言葉を話したり

本体である本を浮かせて動く事も出来る呪いの書

『ちょっと!?説明分でまでボケないでくれる!

あのお方によって作られた偉大な書物よ!』」

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