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ポプラの憤慨

(ポプラ)

「ぶっ殺してやる!」

「濃縮ブチ撒けてやる!」


 相当な怒り様だが、仕方ない。

肉親を散々犯した様な連中なのだから。


(ポプラ)

「殺す!殺す!殺す!殺す!」


 様子がおかしい。


(メモリア)

「怒りを通り越した憎悪で身体強化のバフを掛けてるわ!」


(ポプラ)

「砕けろ!」

岩竜裂破(がりゅうれっぱ)!」


 咄嗟に壁を蹴り、上空の洗濯縄に掴まる。

ポプラの拳骨を受けた壁が勢い良く吹き飛んだ。


 あんな物を真面に喰らえば、身体がミンチになる、

落ち着いて!ポプラ。


 何とか宥めようと試みるも、まるで鬼神が宿ったような

オーラがポプラから放たれる。


(メモリア)

「こうなったら仕方ないわね……」

「メモリアに秘められし」

「力を解放するしか無いわね」


 メモリアに秘められし力……?

兎に角今は、メモリアに賭けるしかない。

するとメモリアの本が光り出して映写機の様に

何か映像が再生される。


(リーベ)

「カロリナちゃ~ん!」

「ほら!」

「私の濃厚な脇の臭いを嗅がせで」

「い~ぱい」

「気持ち良くなりまちょうね~」


(カロリナ)

「いや……」

「もう……」

「ンぐっ……!」


 カロリナとリーベのエッチが映像として再生された。

コレには、ポプラの目から血の涙が溢れ出てる。


 念のために聞くけど、このポルノ映像を見せて如何する気なの?


(メモリア)

「妹離れ出来てないようだから」

「妹の大人姿(破瓜)を見せれば」

「赤飯炊いてくれるかな……と」


 逆効果だ!このポルノ本が!?

って言うか、今までの全部映像で残ってるの?


(メモリア)

「持ちの論理!」


 親指を立ててウインク姿のメモリアには

流石に頭にきたが、それ以上にポプラの憎しみの方が勝る。


(ポプラ)

「正直……殺すのはスライムだけに抑えようとも思ってた……」

「貴様ら全員皆殺しじゃぁぁぁ!!」


 拳を振り被り、突進するポプラが迫ってくる。


(カロリナ)

「もう止めて!?」


 カロリナの叫びに顔寸での所で拳が止まり、レンは失禁して倒れ込む。


(ポプラ)

「カロリナ……どうしてなのさ?」


 カロリナを前に涙が溢れ出るポプラ。


(カロリナ)

「姉さん……私寂しかった……」

「皆姉さんの強さに怖がって」

「友達は皆離れて行った」


 汐らしい表情のレンはある違和感を感じた。


(カロリナ)

「けど……リーベさんとのエッチで」

「身体を重ねる毎に」

「今までに無い熱い想いが溢れてきた」

「姉さんにも分かって欲しいの」

「この抱擁感を!」


 そう言うとカロリナは、両手を広げてポプラを迎える。


(ポプラ)

「カロリナ!」


 カロリナへと駆け向かうポプラ、

すると足元のタイルがポプラが足を付けた瞬間

粘りついて、ポプラは顔面から床に滑り落ちた。


 するとカロリナの身体が溶けて、

形を変えてリーベへと変わった。


(メモリア)

「作戦成功!」

「私達の勝ちねポプラちゃん!」


 この悪魔書の仕業か……


(メモリア)

「負けを認めないと」

「愛しの(カロリナ)ちゃんの恥ずかしい映像が」

「町中に流れるわよ!」


 獣の様に声にならない怒声に近い雄叫びを上げながら

微かに撒けましたとも聞こえる声を上げて、ポプラに勝利した。

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