淫欲
マーファが灯りを消してから
どれくらい時間が経ったのだろう。
俺は悶々として眠れずにいた。
いや、無理だろ、あんな激しいキスをされて放置されそのあと女の子同士の情熱的なキスを見せつけられてしまっては・・・。男子たるもの興奮して眠るに眠れません。
かといって発散するにはこの部屋から出ねばならず、ここから出ることは見つかれば苦痛を与える死の女官が待っているかもしれない。それは・・・怖い。
なんとか眠ろうと試みるが静かな部屋にたまに流れる衣擦れの音、マーファやルシアナの寝息の音、それらがずっと俺の劣情を沈下させずにいた。
何度も寝返りをうち、身体を縮めたり伸ばしたりしてなんとか寝ようと試みる。
そんなこんな悶々としている間に窓の向こうが薄っすら明るくなり始める。
・・・ああ。俺は何をしていたのだろう・・・・。
一切その淫靡な熱が冷めることなく夜を過ごした。
突然、ソファの上のルシアナがガバっと起き上がる。
俺もびっくりして頭を上げて声をかける。
「ルシアナ?どうした??」
暫く動かなかったルシアナがゆっくりこっちを見る。半分瞼は落ちたまま意識があるのかどうかすら怪しい。
「???ここは?モリアツ様のお部屋?」
周りを見渡す。そして横のマーファに気づき
窓の外が明るくなり始めてるのに気づくと
「いけないっ!!そろそろ戻らないと」
ルシアナはバッと立ち上がろうとして思いとどまり、寝ているマーファの頭を少し撫でて
「マーファ、酔ったままきてしまってごめんなさい。また来ますね」
そう小さな声で愛おしそうに話しかけると立ち上がり俺に飛びつくように抱きつき
「モリアツ様も。あんまりよく覚えてないんですが迷惑かけたかもしれません。でも逢えてうれしかったです。私今日からまた聖都を離れます、しばらくお会いできませんがお元気でいてくださいね」
そう少し寂しそうに強く抱き着く。
俺はこのまま押し倒してしまいたい欲望を無理やり押さえ込み彼女を強く抱きしめて
「ああ、会いたくなったら俺の方からいつものように行くさ。君のいるところなら俺はどこでも現れるよ」
なんか臭いセリフだが事実だし仕方ない。
ルシアナは上体を離すとニコリと笑って
「待ってますね」
そういうとパッと立ち上がり少し身だしなみを確認すると小さく手を振って部屋から出て行った。
俺はそれを見送りさて、少ししたら俺も帰るかなと考えながら振り返ると毛布を被ったマーファが起き上がり座っていた。
「あ、起きてたのか。いまルシアナが」
と言いながらソファに近づくと力強く首根っこを掴まれ引っ張られる。
「君か?彼女にあ、あんな情熱的な、その、なんだ、せ、接吻の仕方を教えたのは?」
マーファの目は血走り呼吸はやや荒かった。
俺は彼女目から目を逸らし
「あ~、い、いやぁ、その、なんだ・・・」
歯切れ悪く言い訳を考えるえてるとそのまま柔術でもやっていたのかと思われるような早業でクルリとひっくり返されマーファが馬乗りになる。
ちょっ、今は、ダメっ理性がっ!!
俺は見上げる彼女の蒸気した顔を見てドキッとする。その瞳は潤み、頬は赤らんでいるように見える。
俺の心臓も呼応するようにドクドクと脈打ち頭の中が真っ赤な血液で埋め尽くされそうなくらいかっかして思考が奪われ始める。
彼女の顔がゆっくり近づいてきて瞼を舐める。
そのままゆっくりと唇が下がっていき俺の唇を塞ぐ。
侵入してくる舌。荒い鼻息と甘い匂い。
抗うことはできない。むしろもっと彼女を欲して上体を跳ね上げて逆に吸い付き絡めとろうと彼女の舌に食らいつく。
呼吸すら忘れて強く吸い、逆に彼女の口内に侵入してマーファを求める。
頭を後ろから支えるように手を回し、さらに強く彼女と密着するために力強く引き寄せる。
彼女が苦しそうに離れる。俺も少し力を緩め彼女の唇を離す。マーファの瞳はとろんと落ちてその呼吸は乱れ熱い吐息を吐き出している。もう俺の脳には彼女しか見えていなかった。
もっともっともっと彼女を俺の物に。
容赦なくマーファを押し倒しその乳房に手を這わせもう一度その口を塞いでいく。
ああ、もうダメだ。どこかで理性という俺があきらめの牢獄へと押し込められて退場する。
もう、どうとでもなれ。いまこの時の獣欲に飲み込まれるように俺の血液は沸騰し思考は停止した。
どこまで描写していいものなのかいつも悩みますね。
ほんとはもっと熱量を伝えたいのですが引っかかりますよねー。
そして浮気者主人公の誕生です。
というか状況に流されてしまう、男の子ってこんなもんですw
前回アルコールの力に頼ったばっかりに・・・こう着陸するしかなかった・・・。
さぁ、生臭いハーレム物の開幕開幕w
こんなん求めてたものと違うと感じた方こそブックマーク。高評価は無理かw
てめーサイテーだなと感想をお願いしますw
いや、今後の展開で挽回・・・する・・・はず・・・まだ道半ば




