天使がはばたくとき2
やはり危険な感じがした、とくに須原とゆみを会話させたらどうなることか
「早速見つけたよ」
やな胸騒ぎ感じてきたよ
ゆみが瀬戸くんに近づく
そのときまるで、モデルが会場を歩くようにキラキラしたオーラを放つ
スローモーションのような遅いときを感じた
あぜんと見られる須原たち
それを無視して近づくゆみ
一歩
一歩
彼に近づく
そして瀬戸君の目の前に立つ
「ど・・・どうしたんだよみゆ」
かなり動揺した様子あの瀬戸君がはじめてみる
そしてみゆは微笑んだ
「ちょっと瀬戸くんがこまってるじゃない」
するとやっぱり須原が邪魔に入るわたしでも予想できる
「じゃまだった? じゃまなら立ち去るけど」
ゆみは瀬戸君見ながらしゃべる
そしてやっぱり 立ち去る行動とる、ゆみ
やっぱり失敗だわたしと結果変わらないよ
そして4人に背を向けた
おわった・・・もう2度と瀬戸君と話せない
「まって、くれ」
瀬戸君が呼び止める
そのとき時が止まったようだった
さっきまで勝ち誇っていた、須原たちが、おどろいている
がしかし
「みゆ あたしたち警戒したはずだけど」
ぎりぎりまたじゃまがはいる
「もうじゃしないでくれ
俺、みゆと話したいだけなんだ
わるいが、あっちいっててもらえないか」
はじめてみた光景だった瀬戸君が須原たちを避けた
ものすごいくやしい顔で彼女たちのほうが去っていった
「・・・・で話って何だ みゆ」
またほほえむ、ゆみ
「友達になって、ほしいいの」
「・・・・うん」
ほほを染めながら、答える瀬戸君
そこで都合よくチャイムが、なる
そして2人は去った
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「あんた、すごいじゃん」
また、わたしは、ゆみを尊敬した
「わたし、なにもしていないよ」
あ・・・・・たしかにゆみは、なにもしていないというより
ただ周りが勝手に動いてだけ
この子自身なにもしていない、そこらへん考えると怖すぎるぞ、こいつ
「あっ忘れてた」
とっさに言い出すゆみ
「なにを」
「遊ぶ約束するの忘れてた」
「だれと?」
「もちろん瀬戸君よ」
まさかこの子、ともだち宣言してデートまでするきなの
「とりあえず放課後までまっててみゆ」
とりあえず期待して放課後まで待つか