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天使降臨2
きがつけば私一人教室にのこっていた
夕日でオレンジ一色教室にいた
もう帰りたいでも瀬戸君と話したい優柔不断な考えが足を止めた
だれかの足跡
ひとつ
ひとつ
おおきく聞こえてきた「だれだろう」
なぜか気にした
そしてうちの教室のドアが開いた
びっくりしてふりかえった
「武井」
いやな予感がした まさか告白される
そう思いいそいで教室から出ようとするが
「みゆ・・・話が」
武井がようつぶやく
逃げようそうおもった
廊下をひたすら走ったなぜか
つきあったときの妄想がいやに頭に流れる
やだよこんなの
とんだ不幸な日だそうおもった
でも顔を見上げた