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それは三年前の話だった。
家に帰ったら玄関前に姉ちゃんがたってた。
「裕ちゃんお誕生日おめでとう」
そういってヘルメットを渡してきた。
「お姉ちゃん俺今日誕生日じゃないしヘルメットもらっても嬉しくないんだけど」
そういうと
「あれ。裕也今日誕生日じゃなかったっけまあいいや」
いいのかよ。
「あとそれはヘルメットじゃなくてVR機なんだけど」
「俺の知ってるVR機はこんなごつくないんだけど」
「これは実際に体は動かさず脳だけを動かすためにそんな感じになったんだって」
そうなのか知らなかった。
「で、俺にくれた真意は」
今まで一回も誕生日プレゼントをくれてない姉が急に渡すのはおかしい。
「いやなにも「お姉ちゃん」
「実は雛って子ががVR機買ったんだけど親も買ってきてて2つになって
どうしようってなってたから1つもらってきた」
「けどそれだと1つのままじゃないの」
「もらってからきづいたんだけど実は私もVR機頼んでたこと忘れて2つになっちゃった」
テヘッじゃっねえよ。
「それじゃ裕ちゃんにあげたらよくねと思ったわけ」
経緯はどうであれ感謝はするべきだ。
「とりあえずはもともとついてるゲームでもして体慣らしたら」
「そうする」
俺はゲームに入ってみた。
そしてすぐ出た。
名前
職業
所持スキル
短弓スキルLv1
中弓スキルLv1
長弓スキルLv1
短剣スキルLv1
隠密スキルLv1
氷魔法Lv 1
回復魔法Lv1
体力強化Lv1
攻撃強化Lv1
運強化Lv1
ステータス
体力:12
魔力:10
攻撃力:6
知力:5
防御力 : 5
素早さ:5
運:6