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異世界最強の厨二は英雄譚に憧れる  作者: 結城 柚葉
序章~血筋の覚醒~
6/11

ステータス

遅れて申し訳ございませんでした!

※修正

ステータスを大幅修正いたしました。誠に申し訳ございませんでした。

人々の所に戻った俺を、畏怖した目で見るものは確かにいたが、ほんの一握りで、後は皆、歓迎してくれたので、恥ずかしい気持ちもあったが、素直に嬉しく思った。



そうして、しばらく気分を味わっていると、人混みの中から、金の髪に翠の目の少女が、人混みを割って出てきた。その少女は、俺のほうにだんだんと近づいてくる。近くで見ると、知った顔で、セレスティアだった。


そして、セレスティアは、俺の前まで来ると、話し始めた。

「勇者様、魔王軍の幹部バラードを倒していただきありがとうございました。勇者様のお陰で陛下がお命を落とす危機を免れることが、出来ました。本来であれば、今すぐ、謁見の間で謝礼と報酬を渡すのですが、現在、陛下は、バラードに襲われたときに、何か言われたようで、その衝撃で寝込んでおりまして・・・誠に申し訳ございません。勇者様にも、"イセカイジン"という枠で召喚いたしましたので、ステータスというものがあり、それを失念していたため、勇者様をここまで危機にさらすことになってしまいました。ですので、私に罰を与えてくださっても結構です。しかし、その前に、ステータスだけを確認していただけませんか?」

と、凄い勢いで、頭を下げてきた。確かに、俺は危険にはなったものの、結果的にいい方向になったので、そこまで謝られても、こちらがどう反応するか困ってしまう。

「いえいえ、死ななかったですし。あいつも倒せましたし大丈夫ですよ。」

無論、美人だったのもある。しかし、そればかりは、言うと、口説いているようにみえて、また先程の突っかかってきたおっさんみたいな、セレスティアを神と崇めているような奴が突っかかってきたり、最悪のケースは、殺されるってこともあり得るかもしれないしな。第一、彼女に迷惑を掛けることになりそうだからな。


セレスティアは、はぁ、と安堵の溜め息を吐いた。ひとまず、彼女に安心してもらえたので良かった。

「ステータスはどのように確に「セレスティア!無事で良かった…。」えっ?」

俺が、彼女にステータスの確認方法を訊こうとしたら、薄い鎧をまとった赤い髪の青年が割り込んで来た。

「アベル!今は公の場ですよ。」

と、セレスティアが可愛らしくアベルと呼ばれた青年に怒ると彼は、

「おっと、すまないね。」

と、爽やかな笑顔で言う。彼はギチギチなつまらなく人間じゃなくて、なかなかの好青年みたいだ。



しかし、この短時間で観ていただけだが、彼らはG

「セレスティア様とアベル様は、公にはなっていないものの、恋仲なのよ。」

「そうなんですか…。」

と、いつの間にか隣にきていた黒い帽子にローブのいかにも魔女といった格好の若い女性が、耳打ちで教えてくれた。


ステータス確認の方法が知りたいが、邪魔すると、悪いからしばらく黙ってみてみよう。

「少年、君はステータス確認の方法が知りたいんだろう?」

 少年という年齢でもないし、彼女の方が若く見えるのだが…。

それに、なんで俺の考えていることがわかるんだ?

「その問いには、今は答えられないわ。それが知りたいのなら、あなたが真の危機に陥ったとき、この王都の魔女の館を訪れなさい。その時、全て教えてあげるわ。」

「それ「それで、少年は、ステータス確認の方法を知りたいのかい?」」

そして、俺がその意味を聞こうとしたら、魔女風の彼女が言葉をかぶせてきた。俺より若そうな彼女だが、その言葉には、妙な迫力と、威圧感があった。ここで、正直に答えないといけない、と本能的に理解できた。

「はい。知りたいです。」

俺は、気付いたら、相手の方のペースにもっていかれていた。

「いいだろう。本来であれば、話してはいけないのだが、少年は、王都壊滅の危機を救っただろう。今から話すことは、その褒美だ。」

正直、バラードより、彼女の方が迫力がある。

「そうね…まず、ステータスというものが何かから説明しましょう。ステータスとは、この世界アルムヘイトの神と、少年が住んでいた地球という星の神が協力して、作り上げた異能よ。しかし、神はステータスという概念を与えなかった。神は、人々が成長するのを思ってね。そして、神の目論見どうり、争いがたえないながらも人々は成長していった。しかし、ある時、アルムヘイト側が、無断で地球の人を召喚してしまった。異世界に移動すれば力は自然と宿る。しかし、召喚された地球人は、自分にどんな力があるのか分からず重い期待を背負いながら行って死んでしまった。アルムヘイトはすぐさま、もう一度地球人を召喚した。神とて感情はある。人は神々を元に創られたのですから。地球人を死なせてしまったら、向こうの神との仲が悪くなる。だが、神の戒律で、人の世界には直接干渉する事が出来ない。そこで、神はステータスを思い出した。ステータスを異世界人のみにつける、ということを考えついたアルムヘイトの神は、その人間の能力をみることができる機能を付け、勇者としての強い光の加護を共に与えて。それが、ステータス。さて、前置きが長くなったけど、ステータス確認の方法は、こう言うだけ。

ーーステータスオープン、と。」

「ステータスオープン」

そういうと、俺の目の前に半透明の画面が浮かび、ステータスが表示されていた。


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ステータス


桜川 晃樹(18) 男

Lv. 1→ Lv.12   職業ジョブ) 厨ニ病


HP 100 (戦闘時2240)→220 (2480)

MP 300 (戦闘時15000)→360 (21000)


技能スキル)

言語翻訳

空想創造ファンシークリエイト)

鑑定


加護

なし


称号

異世界人、厨ニ病、魔法剣士、英雄の卵 new

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序章は、後1、2話の後に幕話入れて終了の予定です。

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