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最後に
「もういや‥‥」
香奈は完全に生気を失っていた。
「おい、香奈大丈夫かよ‥‥?」
さすがにこの状況には苦笑いしかできない。
「多分次の乗り物で最後になるね、それ以上は帰るの遅くなっちゃうよ」
さちはそう言った。
「そうだね、最後は観覧車にでも乗ってしめようぜ」
やっぱ遊園地に来たら観覧車に乗らなくては来たと思えないだろう。
「やっぱそうだよねー!」
さちも乗る気満々だ。
「確かあの観覧車4人乗りなんだよね、うち香奈ちゃんの隣がいい!」
やっぱりさちは香奈をとった。
「はいはい、わかったから、ほらほら、行くぞ」
観覧車か‥‥‥昔作った小説であったなぁ、
ヒロインを生け贄にしないといけないがそれをしたくないから町を裏切る、みたいな、そこで観覧車に二人で乗るって言う設定だったなあ。




