怖いこと。
「うわぁ‥‥めっちゃ何か出そう‥‥」
と俺は呟く。今はさちのせいでお化け屋敷の中にいる。
「そーゆーこと言わないでよ~‥‥」
「ガタッ」
壁にかけられている不気味な絵が落ちる音のようだ。
「うわ!」
びっくりした‥‥自分も怖いのはあまり得意な方ではない。
香奈は怖くてガタガタ震えている、それに対してさちはとても楽しそうに歩いている。
「キィ‥‥」
さっき通った扉が閉まった‥‥嫌な予感がする
「ガサッ‥‥」
後ろには誰かわからないが髪の長い女性が下を向きながら、ふらふらとゆっくり歩いてきた。
「キャアアー!?いやー!!!」
香奈は大きな悲鳴をあげて俺を引っ張り一目散に出口に走っていった。俺を連れながら
「あ!まってよ~」
さちは面白そう‥‥そんな顔をしながら追いかけてきた
「ちょっとぉー!とうっ!」
と言いながらさちは出口で香奈に後ろから抱きついた。
「いやー!!!」
香奈は完全にパニクっていた。
「おい!香奈、もう出口だ。それにさっきの人は驚かせるためのスタッフだよ」
「え‥‥?終わった‥‥?」
「キッ‥‥」
なんだこの感情‥‥。
「ほら、行くぞ香奈、それとさちもやりすぎだ」
「はーい、ごめんなさいー」
「ちょっと休むか、香奈」
「うん‥‥」
開始早々疲れてしまったのでベンチに座り休むことにした。
定番ですねん。




