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天井がぐるぐる回る目眩が、、、こわぃ(@_@)
今回は「最後の医者」シリーズについて触れてみました。
最近ベッドから起き上がろうとすると原因不明の眩暈に襲われることが度々あって困惑しているレモンのレです。たぶん疲れが溜まってるだけだと思うけど、なんか見付かったら怖いなぁ、、、と病院行くのをしぶっています。
そんなレは今、二宮敦人さん著の「最後の医者」シリーズを読んでいます。一作目の衝撃が大きかったので、新作は二冊(上下)まとめて購入しました。医療ものというと、レのイメージだと凄腕のお医者さんが登場し、難しいオペも成功して奇跡を起こし、爽快感とか希望を与えてくれるものなんだと勝手に思っていたんですが、このシリーズは違いました。
もちろん命を救ってもらったほうがハッピーなんですが、残念ながら本の中も現実も助からない病気、救えない命はあります。誰の言葉か忘れましたが、人は生まれた時から死に向かって歩いているーーみたいなことを言っていましたが、まさにその通りで、人を含め、この世に生を受けて生まれてきたものすべてが、死は避けられないもので、いつか必ずその日はやってきます。
「最後の医者」シリーズは万能な医師が登場する夢のようなストーリーではありませんが、このストーリーを通じてどうやって生きていくか、そのことの大切さを改めて考えさせられました。
このシリーズはその避けられない死に直面したひとたちの闘いの記録だと思います。ある人は治療をやめて安らかに余生を過ごす道を選び、またある人は命が尽きるまで治療を続け……
形は違えど闘いの記録です。
さまざまなケースの死という最期を描いているとも言えますが、彼らの生きざまを見て、かなしいとか可哀想とかいうよりも、それぞれ最期まで生き抜いた彼らに生命力と試練に立ち向かう勇気をもらえた気がします。
わたくしの語彙力の無さと、まとまりの悪い文章で作品の良さがうまく伝わらなかったかもしれませんが、人生観を変えてくれるようなあたたかい作品です。まだ読んでない方はぜひ、一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。
すぃーゆーあげーん♪




