拉致されて0日目
やっとこの話の一番最初の「転生して一週間」まで帳尻を合わせることが出来ました、ジェーンさんの明日は、転生して一週間の冒頭部分から拉致されて1日目が同日という事になります。
タイムスケジュールのすり合わせの都合上ちょっと間延びしてしまった感じがしています、反省。
「お風呂に入りたいんじゃ~」
あまりにもお風呂に入りたすぎて、本気で計画をシミュレートしてみた。
大方針、雪融けまでサバイバル生活、雪が溶けたらアキバへ向けて旅立つ。
小方針、雪融けまでの約1~2ヶ月、サバイバル生活をする。2ヶ月間の寝床・水・食料・衛生面の改善
一日のルーティーン。
早朝・朝食→周囲の散策&採取
昼・昼食→建設 or 転居
夕~夜・採取と作成
このサバイバル生活の当面の活動はこんな感じじゃなかろうか? 昼から夕方にかけての時間にお風呂の建設をしてみてもいいのではないだろうか?(願望
現在として
・津軽海峡へ向けて西へ移動する
・情報収集のためになにがしらの人と接触する(冒険者怖い
・屋根と壁が欲しい(テント生活のままでは天候が荒れた時に命に係わる
・水の確保(フィルターと煮沸した水を貯蓄出来るなにがしらの物、水瓶とかほしい
・食料の確保(今採取で何とかなっているが、炭水化物とタンパク質が足りていない
・衛生面(風呂に入りたい
サバイバル生活の良い所は、拠点が移動できるってところだ。段々西へ移動しながら津軽海峡を目指していこう。道中に良いシチュエーションを見つけたらそこで春を待つ方針で。何なら村か町を見つけてそこで仮の拠点としてもいい。
などと頭の中で組み立てて、お風呂に入りたい欲を自己正当化することに我ながら必死過ぎる。そこで考えたのだが、たらいに焼き石を入れて湯を沸かせば。小さいながらも風呂にはいれるんじゃないかという事だ。サウナも考えたけど、サウナテントとかサウナストーブとかサウナストーンとか、用意するものが案外多くて移動生活にはちょっと厳しいのよね。
朝食の後に散策をして、まぁいい感じの次の拠点なんか見つかるわけもなく、昨日の宿を撤去すると西へと街道を夕方まで歩き続けた。例によって人通りが全くない、それはそれでありがたい。エッゾ地は巨人との係争地という設定上街道沿いの村が無いようだ、ススキノの食料なんかはどうやって捻出しているのか興味は尽きない。エッゾの名産はエッゾ芋らしい、たぶんジャガイモみたいなものだろう、ぜひ食してみたい。
そうこうしているうちに日も暮れて夜になると、今日も藪影にテントを張り夜の散策で食料調達をしたら「ポーニエルの実」なる謎のドングリに似たファンタジー木の実を5㌔ほど入手できた……「山菜取り」スキルも「料理人」スキルもコレが食べられると言っているが……どうやって? 残念ながら今日の野営地は水辺ではないため渋抜きもでき無さそうだ何個か殻を剥いて中身をかじってみたら、渋みも少なく案外食べられる、いや結構おいしい。フライパンに蓋をして炒るとパチパチと弾けて火が通ったことを教えてくれる。
「うま~」
久しぶりの炭水化物、とても幸せだ。
食べ終えると、どうしても我慢できなかったので、大工スキルでたらいを作ってしまった。水辺ではないのでお風呂に入ることは出来ないが、それでも準備せずにはいられなかった。
「次に水辺を見つけたら、絶対にお風呂に入るんだ!」
そう誓うと、体を拭いて眠ることにした。
おやすみなさい……zzz
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/201.html#id_ebfd9ab7
こちらで、原作主人公が大災害から20日後にススキノに来るという事で、ジェーンさんがススキノから脱出して二週間後のことなんだなぁなんて思ったりしております。
どの辺りで「味のある料理」のネタが使えるようになるのか、なかなか悩みどころです。
原作主要メンバーにはニアミスはしても鉢合わせはしたくないなって思ったりしております。




