隠れんぼ〜一人隠れんぼ〜
「初めてのホラー物です」
「矛盾があると思いますが楽しめればなと……」
「それでは本編へ……どうぞ……!」
とある場所で有名な廃墟。館で昔はお金持ちな人が住んでいたが一家心中があった
そこで隠れんぼする事になった。一人隠れんぼと言う方法を使って
廃墟の中に入りリビングへと向かう
リビングに着くと机がやらモノが当時のまま残っていた
取り敢えず……
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手足があるぬいぐるみ
ぬいぐるみに詰めることができる程度
ぬいぐるみに米と一緒に詰める呪物。(呪物は、爪→髪の毛→唾液→血の順に危険度が増していくとされており、いずれかを入れる。呪物は、自分のものを使用する。爪を使う場合はあらかじめ切っておく
縫い針と赤い糸
刃物
コップ一杯程度の塩水
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それがある事を確認した上で机の上に。本来なら家で作ればいいけど……何となくこの場で作る事に
出来上がった人形、塩水、刃物が置かれていた
人形を手に風呂場へと向かう。水が無いのは分かっていたから、残った水を持ってきていた水面器の中へと
人形を浸からせてから『鬼は如月紫亜。だから』と唱えてからリビングへと。テレビ付けないといけないけど電気は着いてないからどうする事も出来ない
だから今回は諦めてそのまま目を瞑り10秒数えた
数え終えると私は再び刃物を持って向かう。そして人形が居る事を確認してから、『如月紫亜見つけた』と唱え突き刺した
そのまま『次は如月紫亜が鬼だ』と答えて私はリビングへと向かい、塩水を持って隠れる場所へと
そのまま隠れ場所から動かずに時間を
暫くは何も無かったけど、深夜の2時になると物音が聞こえた
それ以降は何も無く時間が過ぎていく。暫くしてから隠れ場所から出た。終わろうと思ったけど
ここで思ったのは終了せずにこのまま帰ったらどうなるか……
でも、そこまでの覚悟は無いから終わらせに……
風呂場へと向かうと人形は無かった。不安になったけど……探せばいいかと
その時に物音が再び
音の方に向かうと何も無かった。人形探すにしたってどうする事も出来なかった
だから玄関へと向かいドアを開けようとした。だけど……開かなかった。その時に
背後から気配がして振り返ると
『帰るの?。この子忘れてるよ……』
黒のストレートロング髪の少女が一人隠れんぼの時に使っていた人形を手に立っていた
取り敢えず少女の方に向き直り
「返して……」
言葉を出そうと思ったけど……少女がおかしい事に気が付いた
『呪い殺したくて……この子を使ったんでしょ?……』
少女は手を私に差し出していた
『私なら出来る……その代わりに代償貰うよ……私はした事あるから』
目を見開いた。怖くなってきた……
「……何を」
聞くと少女は動かずに
『殺し……代償はアナタの命。そうすれば……アナタが呪い殺したかった奴を殺す……』
少女はハッキリとそう言った。だけど首を横に振った
「確かに……そう思った……でもそうなるように望んでない」
すると少女は顔をゆっくりとあげて
『なら……アナタを帰さない』
この時に少女の顔が見えた。悲しげで儚げな少女。その少女が何者か何となく分かった
「貴女はこの家の人間?」
少女は首を横に振った
「死ぬ前に聞かせて……貴女は何者?」
その瞬間に意識が薄くなるのを感じ、そのまま倒れた
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次に目が覚めた時は病室で、あの館で偶然廃墟を探索する為に入った人に見つけてもらい助かったみたい
それと同時に、『如月紫亜』が死んだ事も聞いた
原因は不明
『代償貰いに来た……』
その声が聞こえて納得した。あの時の少女は私に憑いていた
腕には黒い紋様が浮かんでいて
「私は間違えたのかな?」
私はそう呟くのと同時に意識が切れた
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優しく撫でられる感覚がした
死んだと思った。実際、目を開けると少女が私を撫でていたから
『気に入ったから……私と同化した……アナタが次の『一人隠れんぼ』……』
生きてる。そんな感じがした
私の中で彼女の声が聞こえた
『アナタは死んで蘇った……今は私と一つとなり……『一人隠れんぼ』として死を与えるモノに……』
病室のベットから降りた。長い髪を垂れ流し、窓ガラスに映るのは赤い瞳の自分自身が
「……私は何も望んでない」
彼女にそう言うと
『アナタは失敗した……私と言う存在を帰さなかった事……アナタの大切にしていた人形を使った……私はアナタの感情を読み取り……取り憑いた……アナタは今まであったどんな人よりも……憎しみを持っていた……アナタに相応しいから……アナタに力を与えた……』
彼女はそう答えた。私は窓を開けて足を窓枠に
「勝手な想像……」
そのまま窓枠から身を乗り出した
『良いや……アナタはそう……それに一人隠れんぼは……終わってない……』
そのまま窓枠から飛び降りた
「塩水さえ有れば……」
その時に窓の一部の向こうに人形を持った少女が
『アナタの負けよ……ようこそ……『一人隠れんぼ』』
その声と共に今度こそ意識が切れた
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「今回は転校生を紹介します。『柊愛夏』さんです。どうぞ」
扉が開くと長い黒髪に濁った赤い瞳の少女が入ってくる
「『柊愛夏』です……よろしくお願いします」
彼女は夏なのに長袖を着ていた
「愛夏さんには外側の席に。それでは出席を」
少女は指定された場所に。そこに座ると長袖が捲れて、黒い紋様が。そしてガラスに写った少女が鈍って……
『死の香り……楽しみ……』
少女を写し出した姿は『一人隠れんぼ』の少女となりそう呟いてから元の姿に
その姿を見たものは居ない。気が付いてない。少女は一回死に『一人隠れんぼ』となって蘇った事に
少女のカバンの中にはあの人形が……そして少女は次の獲物を狙ってる事に誰も気が付いてない……
「解説はしません。それぞれの予想が当たり外れ関係なしに推測してもらえればなと……」
「なので皆さんの答えがこの小説の回答です」
「また、機会があれば……お会いしましょう」