第七十五話
残業手当でるのか此れっ!?
というか連戦って有りかっ!?
実戦だから有りだな。
忘れてたよ。
ちくしょう。
「仲間が言ってたろ第二第三の我らが居るとっ!」
「だから復活のスパンが早いわっ! 」
もう一度ツッコム僕はけなげと思う。
うん。
何を言ってるんだろうか僕は。
「我等は人が存続する限り無限に発生するっ!」
「止めろよっ! そんな新設定はっ! テレビでも放送されてないぞっ!」
驚愕の事実に僕は絶叫する。
辞めて欲しいそんな新設定は。
「何言ってるんだ? 現実だぞ此れは? 頭は大丈夫か?」
悲哀に満ちた目で此方を見下すストレス獣。
「ストレス獣に蔑まれたあああああああああっ!」
哀れみの目でストレス獣から見られると思わんかった。
というか凄い心にクル。
「空想と現実の区別は付けろよ社会人なんだから」
僕の肩にポンと手を置くストレス獣。
「うがあああああああっ!」
「頭大丈夫か?」
薄笑いを浮かべるストレス獣。
「今迄で一番腹立つこと言われたあああああああああっ!」
「御前疲れてるんだな~~ゆっくり休んだ方が良いぞ」
僕の肩に手を置いたままヤレヤレと首を振るストレス獣。
「元凶のお前らが言うなあああああっ!」
僕はその手を振り払うと絶叫する。
「心配してるのに」
「凄いムカつくから止めろっ!」
「え~~」
ケラケラと笑うストレス獣。
その姿に僕は心底ムカついた。
「ぶっ殺すっ!」
僕は金属バットを振り回しストレス獣を攻撃。
「甘いっ!」
其れを躱したストレス獣は鉄パイプを投げ捨て僕の足を払う。
「何所がっ!」
だが其れを跳躍し躱す僕。
勢いを殺さず足を上に上げストレス獣は地面を蹴る。
僕を追って跳躍。
マジか。
「げっ!」
ゴスッ!
真面に顔面に食らいました。
ドン。
そのまま地面に落ちた僕。
頭部を庇いながら受け身を取ったのでダメージは殆どない。
「やるな……貴様」
ペッと血の混じった唾を吐く。
「当然だ俺はグラップラー型ストレス獣だからな」
「ゑ? グラップラー型ストレス獣?」
え?
何其れ?
初耳何ですけど?
聞いたことが無いストレス獣だ。
「今生まれた新種だ」
「新種のストレス獣かいいいいいっ!」
「おうとも」
ええ~~。
嫌な汗が出る。




