第七十二話
なんだかな~~。
等と思った僕は金属バットを肩に担ぐ。
「え~~と御母さん」
「なあ~~にマー君」
「一人につき一匹担当で良いよね」
「そうね」
僕と御母さんは淡々と何気ない感じで話す。
その光景は第三者から見れば何気ない日常の会話にも見える。
但し僕が金属バットを持ってなければ。
「おいアレ一人一体殺せば良いと言ってるよね」
「無いな~~アレ殺意もなく虫を潰し感覚で言ってるぞ」
聞こえてるんですけど?
大樹さんに太輔さん。
「当然ですアレは害悪です」
「うんストレス獣だからね害悪は正しいけど」
「こんな幼気な少女を怪我させるなんて紳士の風上にもおけないっ!」
「紳士は紳士でも変態紳士だろ御前は」
「タエさんの罵倒がきついんですが……」
大介さん女好きは相変わらずですか。
気持ち悪いです。
「因みにタカコより年下だが老人だよあの子」
「……」
大介さん固まってますね。
「其れにアレは害虫だから殺して良いのっ!」
「そうだね御母さん」
御母さんの言葉に頷く僕。
「「「「「うわ~~」」」」」
僕達の言葉に魔法老人会のメンバードン引き。
何で?
等と言いたい。
殺す事には変わりないのに~~。
「待て待て……何で殺し合いが前提に成る」
「はい?」
僕に話しかけてくるストレス獣。
うん。
何だ此奴。
嫌な汗を流してるね~~。
ストレス獣でも汗を掻くんだ。
「殺し合いに来てるんだから当然だろう?」
「殺伐っ!」
僕の言葉にドン引きするストレス獣。
「うわ~~引くな魔法変態真央」
「殺すことにためらいが無いな~~」
「あそこ迄サイコとは……」
うん。
太輔さんに大樹さんyあ大介。
あんたら此処に来た目的忘れて無い?
「タカコの若い頃を思い出すね」
「鮮血のタカコ……血は争えないのかな」
不本意な認められ方です。
「マー君カッコいいよ」
「御母さん……何で袖を捲ってるの?」
「ヤルんでしょ?」
「……」
ヤル……殺すという事か。
「ならば競争ですね御母さん」
「なら皆で誰が早く殺せるか競争だよ」
僕と御母さんはウキウキしてはしゃぐ。
此れからの事を考えて。
「「「「「怖いわ此の親子」」」」」
何でだろう魔法老人会のメンバーが此方を恐怖の目で見てるんだが……。
気のせいだろう。
数分後。
ストレス獣の悲鳴が辺り一面響いたのは割愛する。
なお戦いが終わる迄魔法少女サリアは放置されてました。
忘れてたとも言う。




