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第七十話 


 大樹さんに太輔さんも知ってるんですか?

 同世代だからか?

 分からないな~~。


「当時付き合ってた彼氏が二股をしててね~~」

「何て酷い」

「その彼氏が当時暴走族のリーダーの此れだったの」


 オタネさん指を一本出さないで下さい。

 下品です。


「オタネさんその話は……」

「良いじゃない鮮血のタカコ誕生秘話じゃない」


 オタネさんそこらへんで辞めて上げて。

 御母さんの目が死んでる。


「というか……誕生秘話?」

「その暴走族のリーダーというのが良い年した男でね~~」

「男?」

「そう男」


 僕は御母さんを見る。


「その当時の彼氏二股してた相手が男だったの?」

「ええ」


 ええ~~。


「「「「うわ~~」」」」


 その言葉に僕を含む男性三人もドン引き。


「思わずその暴走族を壊滅させました」

「懐かしいさね~~それから鮮血のタカコと言われてたね」

「切れたね~~」


 さらっとドン引き発言をする御母さん。

 良く御父さんは御母さんと結婚する気になったな~~。

 いや御父さんだからこそか……。

 アノ人逆境に燃えるタイプと思う。

 だから組織を抜けて一人で戦ったし。


「其れはそうと」

「何? マー君」

「話が脱線したので元に戻しますか」

「そうね」


 うん。

 こんな事をしてる場合ではない。


「地元を愛するというか……」

「どうしたの?」

「いや設定では地元しか守らない魔法少女だった気がして……」


 うん。

 確かそんな感じの設定だったような気がする。

 地元しか守らないので正義の魔法少女としてどうか?

 等と人気は有ったけど物凄いバッシングを受けた気がするけど……。


「半分は合ってるわ」

「合ってるんかいいいいっ!」


 碌でもない……。

 確かに叩かれても仕方ないな。


「でも仕方ないと思うよ普通に考えて広範囲を一人が守れるわけないし」

「御母さんは守ってた気がするけど? 設定では」


 御母さんの言葉に僕は首を捻る。


「あ~~鮮血のタカコは元々体力が有った方だからな~~」

「其れがどうしたの?」


 オタネの言葉に僕は首を傾げる。


「魔法少女の力は元の土台が高ければ高いほど力を増す」

「つまりアスリートと一般人とでは差がハッキリと別れるという事?」

「そうじゃのう~~」



 はあ~~成程ね~~。

 例えば魔法少女に変身するとき元の土台が性能を左右する。

 という事か。

 

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