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俺の後輩彼女が強い上に暴走し過ぎて困ってるんだが、誰か助けてくれ!  作者: かむげん


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天ヶ瀬さんからの誘惑。

「先輩、もう落ち込まないで下さい!」

天ヶ瀬さんはココアを用意してくれていた。


俺をソファーに座る様に促すと、ココアを置いて、俺の隣に天ヶ瀬さんが座った。

「落ち着きましたか、先輩。」

隣で微笑みながらココアを飲む天ヶ瀬さん。

「天ヶ瀬さんは、もう怒ってないの?」

「怒ってますよ?」

即答ーーーーーーーーー!!

「じゃあなんで…………。」

「笑ってて、一緒にいるのかって? そんなの、先輩を信じてるから、大好きだからに決まってます。」

俺は黙って天ヶ瀬さんの横顔を見つめていた。

「先輩と出会ったのは2年前。その時はどこの誰かも知らなかった。でも、私にはヒーローだった。 足伊達高校に入って色々とあったけど、先輩がいなければ、今の私はいません。」

記憶が戻らない俺には何があったのかよく分からないけど、本当に色々とあったんだな。

俺はそれなのに、奈緒ちゃんに傾いたり、湯川さんと風呂に入ったり、何とも節操の無い………。


「ごめんなさい、天ヶ瀬さんの気持ちも考えずに勝手な事ばかりして……。」


パシンッ!


またしても両手で頬を叩かれてしまった。

「謝らないで!わかった!?」

「わかりまひた……。」

ーーーーーー。


どうしてこうなった………パート2


俺は天ヶ瀬さんと一緒にお風呂に入っていた。俺としては本日二度目のお風呂になる訳なんだが…………。

眼の前には全身が顕になった美少女、天ヶ瀬さん。

引き締まった体。大きい訳ではないけど、キレイな胸。細い脚……。

いかんいかん、これ以上は設定変更しなければいけなくなる!


ーーー遡る事10分前。


「それで、先輩は見たんですか?」

「み、見たって何を……?」

「湯川さんの裸をですよ!見たんですか!?見てないんですか!?」

天ヶ瀬さんの問い詰めには、正直に答えるしか選択肢が無かった。

「見ましたです……はい。」

無言がひたすら続き…………。

「……先輩、私とお風呂に入りますよ!」

咄嗟に天ヶ瀬さんは立ち上がると俺の手を引っ張り、風呂場に連れて行く。


「天ヶ瀬さん、何をいきなり!?」 

「大丈夫です。誰も入ってこないように戸締りはしっかりしましたから!」 

答えになってないからーーー!!


で、現在に至る。


「何か、林間学校みたいで楽しいですね!」

体を洗いながら天ヶ瀬さんは笑顔で話しかけてくる。

「確かにそうだねー。」

今日は特に色々とあったからなぁ。 滅多に体験できない事ばかりだったし。


「先輩、体洗ってあげます!来て下さい!」

「へっ?」

「いいから、早く!」

天ヶ瀬さんは強引に俺を引っ張ると台に座らせる。

「新婚さんみたいだね。」

天ヶ瀬さんの囁き声と吐息が耳元にかかる。

「私、先輩の事大好きだよ?」

更に耳元に囁き声と吐息がかかる。


ーーーーーーあ。


「へーーーー。こうやってゾウさんになってたんだねー。」

「違うから!………天ヶ瀬さんの声に反応しただけで………。」

そんなこんなを繰り返し、俺達は案の定…………のぼせた。


「お風呂であまりイチャイチャしない方が……いいですね………。」

「そう…………だね…………。」

俺達は何とかフラフラしながらも、着替えを済ませ、這いずりながらベッドに向かった。


「うぅ…………気持ち悪い。」

「すみません、先輩。悪ノリし過ぎました………。」

天ヶ瀬さんはそのまま、這いずりながらキッチンへ水を取りに行く。


俺は何とか寝室まで到着し、ベッドに寝転がったが、そこで我に返った。

「ちょっと待って、これダブルベッド………。」

と言う事は、俺達は一緒のベッドに一緒に寝ると言う事か!?


「先輩………お水、持ってきました……。」

そこに水を取りに行った天ヶ瀬さんが寝室にやってくる。

「ありがとう………。」

何とも気まずい中、俺は貰った水を飲み干すと、天ヶ瀬さんに言った。

「これ、ダブルベッド…………。」

すると、天ヶ瀬さんから予想外の返事が返ってきた。

「嫌………ですか?」


ーーーーーーーーーへ?

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