表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/11

日本海側のナマコよりもきもいもの


 ぐっ……! なんということだ! なんで書かれてるかわからん本なんて1年前の広告よりも意味がない!


 おれはしょんぼりしていた! ひじょ〜〜〜に! しょんぼりしていた。


 思わずうなだれて、後頭部が地面にぶつかっちゃうくらいしょんぼりした!


 ってなにこれぇぇぇ!!


 おれは脚と脚の間から見える景色に絶叫した!


 おれの体こんなに柔らかいはずない! むしろ高校生の時に柔軟性なさすぎて体力テストギリギリ賞もらえなかったくらい硬い!


 しかも! よく見ると裸足!! ていうか肉も皮もない! 骨!?


 「うわああぁぁぁ!!?」


 おれは跳ね起きた! 腕にも顔にも脚にも肉のない体が! 骨の力だけで跳ね起きた!


 「おい! さっきからうるせぇぞ!」


 「うひょ!?」


 なんと! 声がした!! どこだ貴様! でてこい!


 おれは思わずファイティングポーズを決めた!


 見ろ! このボクサーにも真似できない絞られた肉体! 殴られたらバラバラになりそうなほどだ!


 掛かってくるな!


 シィ……ん


 「く、くくく、来るなら! こ、こここ、来い! あ、あああ相手になってやる!!」


 おれだって男だ! ここまで言ったら引き下がれないぞ! がんばれ、金太郎! 負けるな! 金太郎!


 「くっくっく。おいらの姿を見たいとはなぁ!」


 く……! どこから聞こえてくるかわからない声がこんなに怖いなんて!


 そのまま消えてくれてもいいんだぞ!


 「くっくっく、おいらはなぁ、ここダァ!」


 なんと、その言葉と同時に現れたのは!


 岩壁からにゅるぅと滲んできたゲル状の何かだった!


 ひぇ!? きもい! 日本海側の海水浴場でみたナマコよりもきもい!


 「くっくっく。おいらにケンカを売る馬鹿な冒険者は一体、どこのどい…………



















 うぎゃあああああああああああ!?!? リッチーだぁぁぁ!!??」




 「ぎゃああああああああ!?!? ゲル状の何かが喋ったああああああ!!??」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ