表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
99/303

98話【あの日へ行こう!】


「ただいま〜」


篠川は寮のドアを開けて、自室へ直行する。

階段の心地良いタン、タンという音が廊下に響く。

部屋の扉を開けて荷物を丸い折りたたみテーブルに置くと椅子にドスン、と腰を下ろした。


「ふー」


キョロキョロ、と目を動かし辺りを見渡し溜息を吐く。

ふと、目に何かが飛び込んできた。

引き出しの取っ手に手をかけ、箱を前へ引き出す。


すると、そこには無造作に並べられた大学ノートの他に一通の白い封筒が置かれていた。

手を伸ばし、角を指先で摘み、封を切って中身を取り出す。

未開封の手紙の様だ。


{同窓会のお知らせ}


日付は去年の…………。


「明日!?」


と言う事は、去年の明日、同窓会_____

ん?同窓会って『あの事件』が起きた時じゃ………。


篠川の額を汗が伝っていく。

そうか、去年の明日へ俺が飛べば『あの事件』を防げるかもしれない。


いや………あれは突然の心臓発作だろ?

人を殺せるノートと死神の話でもあるまいし。


「まぁ、いいか。もう一度行って見てこればいいんだ」


そこで事件をもう一度見てこれば、何か知らなかった事が見えてくるかもしれない。

篠川は携帯電話を取り出し、電話帳を開く。


「もしもし」

《はいはいはーい!》

「また、出来るか?」



「勿論です!」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ