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97話【遭遇7・終結・】

「うわぁ!」


いきなり目の前から闇が消え、4人は地面へ落下していた。

日の光に目を眩ませながら、立ち上がる。

先程までの光景は夢だったかのように、暖かい日差しが降り注いでいる。

ついさっきまで、厨二病の戦いが繰り広げられていた筈だがすっかり元の道路だ。

人の姿もある。


「………ったぁ!そうだ!これから部活あるから!」


涼はいきなり地面に手をつき、体を起こすと歩きだす。

その話し方は涼が嘘を浮いている時のものだ。

美和ははぁ、と大きく溜息を吐き、服の汚れを払って「気分悪いから帰る」と言って早歩きでその場を去っていった。


「あああ!待って!では!」


日和は美和の後を追うように、額から汗を流しながら走って帰っていった。


「涼、絶対部活ないな」


ふわぁ、と大きく溜息をつくと篠川も寮へ向かって大きく伸びをしながら歩き出そうとする。が、いきなり誰かに(分かってるけど)呼び止められ、仕方なく振り返る。


「何?______ハーちゃん」

「………?いえ、あ……赤マントに狙われたばかりですので、お気をつけて」


大きなフードを引っ張って顔を隠しながら、占い師は呟くように注意する。

篠川は肩をすくめ、


「なんだ、そんな事。大丈夫だよ」


頬を汗が伝い、手の甲で拭いながら笑ってみせる。

占い師は「だと良いんですが……」と言うと占い師はふぅ、と溜息を吐くと風に乗って姿を消した。

先程まで風ひとつ無かったのに、なんで?







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