①”ホワイト社会”には既になっている
質問者:今回は「ホワイト社会と令和のネットリテラシー」ということのようですけど、
「ホワイト社会」というのはどういう社会のことを指すのですか?
筆者:「ホワイト社会」というのは岡田斗司夫氏が作った造語です。「ホワイト化」とも言うそうです。
簡単に言いますと、文章の創作やテレビのバラエティー、SNSをはじめとするネット社会など幅広く悪口や暴力的な表現、直截的な表現や本音を言うものが排除されていきます。
そう言った発言をする人々は、ゆくゆくは生活すらもままならなくなっていきます。こういった社会を生きるためには“綺麗事”を言っていかないといけないということです。
質問者:えっ!? SNSの匿名の世界でも本音が言えなくなってしまうということですか?
筆者:凄く簡単に言えばそうなります。
SNSは匿名なのだからムラムラしたことやイライラしたことを発散したいという人が多いと思います。
実際にそれに対して「いいね!」やリツイートされることで非常に満足感が高まっていると思います。
しかし、これはこれまでは許されていたことです。いえ――正確には、既にそれが許されている状況では無いのです。
勿論一般人同士では匿名アカウントを特定することは難しいです。
しかし、現実に目を向けると、今では色々な技術が発達していき、匿名であっても然るべき方法を取れば、個人を特定できてしまうのです。
質問者:それでは本音を言えなくなってしまえば、ストレスが溜まっていくのではないでしょうか……。
筆者:それは分かります。ですが、それらは許されない状況になりつつあります。
それを一つ一つ分析していこうと思っています。
一応は最後にストレス対処法についても触れていきます。
まずは話が戻りまして、世界が「ホワイト社会」になっていっているということについて触れていきます。
質問者さんはポリティカルコレクト(ネス)という言葉をご存知でしょうか?
質問者:ポリコレと略されている言葉ですよね。
確か、社会的弱者や少数派の人々に配慮しなければいけない。と言った論調ですよね。
――あ、その流れがSNSにも来ているということでしょうか?
筆者:そういうことです。ホワイト社会というのはそう言った配慮をさらに延長し、
社会的な悪口をも許さないといった風潮ということです。
岡田斗司夫氏が言うには、社会的な構造がホワイト社会推し進めていると言います。
経済成長が無くなりデフレ経済が進行していると自ずと分配と共生の社会になっていきます。
質問者:K田首相もそんなことを言っていますね……。
筆者:そうですね。岡田氏の分析によるとそう言う状況ですと、外見や思考が”美しいもの”が重点されている社会になっていくんです。
“美しいもの”がより多くの分配され――つまりお金を得ていき、そしてより多くの発言権を得ていくのです。
SNSなどで爆発的に流行しているインフルエンサーなどがまさしくそうだと思います。
炎上などで一時的に数が伸びたとしても、それは一時的な数字は過ぎず、社会的・長期的にはマイナスと言う点は多いですからね。
質問者:なるほど……。
筆者:そして、SNS社会でも注目されることや共感をする人がより評価され、目立ちかつ皆の共生を邪魔しない・尊重できる人間が地位を高めていくことになると言っています。
K田首相も実際、総裁選候補の段階から「周りの意見をよく聞く」と言うことに定評がありました。
彼自身の能力については敢えて言及するつもりはありませんし、それが政治の最善とも思えません。
しかし、実際問題としてそう言った人物がインフルエンサーになったり首相になったりしているという事実はあります。
ですので、岡田氏の言う通りの社会になりつつあると僕は思っています。
質問者:なるほど、そんな中で重要なのは「ホワイト社会」に対応するということなんですね。
筆者:その通りです。
もっとも、ここで一つ注意したいのは岡田氏はこれが最善の社会と言っているわけでは無く、「こういう社会になっている」という社会学的な分析をしているということです。
僕もちなみにこれが最善の社会とは思いませんが生きていく上では対応していくことは仕方ないと思います。
さて、そんなホワイト社会にどこまでなっているのか? そして、これからどうなっていくのかを1つ1つ見て行こうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
※岡田氏の考え方につきましては詳しくは『超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略』などの著書やご本人が運営されているYOUTUBEチャンネルをご覧ください




