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はじまり-1

俺、小谷正平は座っている。俺のベットの上に。そして、その座っている俺の前にはタブレット。

「ふぅ。ようやく遊べるよ。」そう呟いて一つのアプリを開く。画面を見て、〈βプレイヤー用初期設定用ページ〉と書いてあるバナーを見つけて、「あった、あった。」と呟く。そのバナーをタップすると、そこに真っ黒な画面が写し出される。そこに俺はすべての手の指を乗せた。

ピー。小さくかん高い音がして、〈すべての指の指紋確認完了。続いて、音声入力、パスワードをお願いします。〉

「えーっと、ね。」あれ?何だっけ………?うーん………






「あっ!あれだ!」そう叫んでからはっとタブレットを見る。「まずっ!パスワードを入力されちゃったか?!」と慌ててよく見ると。〈ボタンを押すと確認が始まります。〉との文字が。「驚かせるなよぅ………」そう呟きながら、ボタンを押す。「本日は晴天なり。俺が初ログインするときはどんな天気になるのやら。」


〈音声、及びパスワード確認完了。これより、βテスト時プレイヤー名、「はづき」の完成版用キャラメイクを始めます。〉


よっしゃ!思わずガッツポーズをした。この日が来るのをどれだけ心待ちにしていたことか。

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