第6話 本と作者でしゃばる。
やあ(´・ω・`)ノ
少ないけど調子悪いけど頑張って書いたよ!
「コータは古い伝承にある勇者なのかもしれない」
そんな突拍子もない話で場が暫し沈黙する。コータはちょっと混乱してる様で。言われたことを考えていた。そして反芻する。
「古い伝承にある勇者?」
コータがそう呟く。
「ああ、まだ確定までとは言えないがこの世界の有名な伝承の話にコータの状況と同じような話があるんだ」
そんなこんな話しているうちに家に到着した。家に戻るなり、リリは料理屋 兼 酒場のスペースにて「ちょっと待ってろ」とそう言って2階の居住スペースへ向かった。少ししてから戻ってきた。右手にかなり古い本を携えて。
「待たせてすまない。これを探していたんだ」
右手に持つ本を左の人差し指で指し示した。「それは何ですかと」コータはリリに聞いた。見た目から見るにかなり古そうな本だ。そして結構な埃が被っていて少しばっちぃ……汚いのである。
「この本はかの勇者の伝説と、その人となりや様々な実際におこなった武勇や色々な細かな事が記されている物語や伝承、噂を集めて一つの本にしたこの国ならず、他国のどの家にも大抵置いてある書物だ」
そういうとリリはおもむろに本を開く。
「ここに勇者の個人的な情報が記されているのだが……ここだ!」
そういうとリリは本をコータに見せたいページを開いて差し出した。コータは勿論、この世界の言語を読むことは出来ないので「読んでもらえますか?」とリリに頼んだ。ただ、何故この世界の言語が話せるかは謎。進行上話せないと話が進まないから話せると言ったらそれまでだが、それはまた別の話で語ることになりま……。
「何だ?言葉は話せるのに読めないのか?」
リリから早速の指摘である。作者的に困る質問なのでコータよ頼む。よくある、ありがちの返答を頼む。一番良い返答を頼む。神頼みならぬコータ頼みである。
「あ、そう言えばどうして今まで気がつかなかったんだろ。言われて見ればおかしいような……」
……何だが裏切られたよコータ。あれだけ頼んだのに……。なんで謎を深めていくの書くのが大変じゃないコータの馬鹿。
「まあ、今は内容を読んであげよう、店を手伝うんだから文字は覚えて貰うからな?」
リリ ナイスフォロー。とりま楽になったよ助かった。コータにはガッカリだが助かったよリリ。
「何か釈然としないけどお願いします」
コータは微妙な顔をしながら頼んだ。コータよ忘れるんだ。
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