第48話 買い出しにてコータはアレを見つける。
前回の朝ソコは
コータが珍しくシリアスで草
作者は通常運転過ぎて自重しろ!
どうしてこうなった…ともかく
バイモアに到着して…が前回までの
朝ソコ。
雑貨屋バイモア。
カランカラン。
ドアの開閉により人の入店を知らせるドアベルが鳴り響く店内に入ったコータ達一行。コータとリリは最近来たばかりだから久々でも何でもないがクローネにとってはこれが初めてだった。もの珍しいのかキョロキョロと回りを見渡している。キョドってるわけではない。
そんなこんなしてる一行に迫る影が。
「こんなに短い期間にまたの来店してくださるとは、なにか足りないものでもあったんですか?」
フランクにコータ等に話しかけてくる人が居た。もちろんその人物は他の客でもなければ暴漢でもない。この店の店員のチャールズ…チャックその人である。
「実は新しくまた従業員が増えたんでな、しかも住み込みだからまた色々入り用でな」
リリがそう答えるとチャックは。
「ああ、そう言えば知らない顔の子がいますね?こんにちは。あ、コータさんもこんにちは」
「こんにちはチャックさん」
コータはチャックの挨拶に答える。一方クローネは。
「初めましてこんにちはなのじゃ!余は__」「ちょ、クローネ!?」
クローネが余と言うのをコータは慌ててブロックする。貴族バレは色々面倒なのでコータなりに気を使ってのことである。決して、止める口実にクローネ身体に触りたいとかと言う『エッチな事はいけないと思います!』と言われる思いは無いのだ!きっと。
「ん?またどこかで不名誉な事言われてる気がするけど、取り敢えず今はクローネ!?ストップ!ストップ!!」
「な、なんなのじゃ!?」
「良いからちょっとこっちに来なさい」
店の隅までコータはクローネを連れていきゴソゴソと…この後むちゃくちゃセッ__(自主規制)……冗談である。
まあ、しゃべり方を少し変えて話してくれや、家名を出さない様に口酸っぱくして言い聞かせるコータなのであった。
そのころ、リリとチャックは。
「彼らは一体何をしてるんだい?」
「まあ、大したことは無いさきっと」
あからさまな不可解な行動をとるコータとクローネチャックの疑問に対して誤魔化して、二人をサポートした。ナイスディフェンス!リリのディフェンスは後108式あるので任せとけば大丈夫だろう。ただ、隠すのがうまいわけではない。
「まあ、良いけどさ」
リリとチャックがそんなやり取りをしてる内にコータ、クローネの話もいつの間にか終わったようだ。
「あ、改めて!初めましてこんにちはなのじゃ!私はクローネというのじゃ!チャックとやら」
「はい、初めましてこんにちは。聞いているかもしれないけれど僕はチャック。よろしくお願いしますね~」
自己紹介が済んだところで。
リリはクローネと共にチャックに対して色々、欲しい商品をクローネと相談しながら買いそろえていく。
コータは暇なので店の中を見歩くことに。前はゆっくり見ることも出来なかったので今回は二人の買い物が終わるまでの時間ゆっくりと色々な異世界商品を眺めることが出来る。そう思った。
色々な商品がある。武器もあれば防具、服、杖や色とりどりの宝石?だろうか?が整頓されて置かれている。もしかして魔石だったりするのかな?とか考えながらテンションが上がっているコータは異世界に来て初めてこんなワクワクしていた。
「うわー、凄いなぁ!剣と鎧とか!!うわ!?本物だ?あ、当たり前か…ヤバイメッチャ楽しい」
まるで童心に還ったかのようなコータ。なるほど、これがギャップもえである。こう言う男性の普段と違う姿にグッとくるのだろうな……コータの癖に生意気だ!女性ファンを付けようったってそうはいかないんだからね!!ん?妬みはいけない?キコエナイナ。
コータは食料も置いてあるのに気がついてそのコーナーに足を踏み入れた。
「干し肉かな?だけでも色々な種類があるんだなぁ?あ、ソーセージだ美味そう」
みていると、ある一角に大きな元の世界でも見たことがあるようなディティールをしたものがコータの目に入った。
「ふぇ?」
あまりにもあり得ないものがあったのでついにマヌケな声を出してしまったコータ。まあ、元々マヌケだが__以下略。それはともかく。とにかくこれは触れねばなるまい。そしてコータは口を開き自分の目で見た事をそのまま口に出した。
「ど、どうしてこの世界に米俵なんてあるんだ?」
米俵。異世界にあるはずのないものがここにある!
何時もながら不定期投稿すみません。
大変お待たせしまして。
もし、楽しんでいただけたら
幸いですら。
作者的にはこのマイペースが
気楽でやり易いのでこれから
も、こんな感じに書いていくと
思います!こんな作品を見てくださる
皆様に感謝を。
ではではまた次話か活動報告で
お会いしましょう!