模擬戦争
人は人を殺してはならない。
そんな世の中は平和だと思うだろう?
第一幕〜無殺の平和〜
人は戦争無くして国を守ることも維持することも出来なくなっていた。
そして戦争は国家の暴力装置であり、暴力は制御せねば殺人を犯しかねない存在であった。
その二つが両立できない以上、争いは免れない。
だが世界維持システムにより殺人を犯さないよう作り替えられた人類はたとえ事故であっても同種の命を刈り取ってしまうと罰として生命維持不可能にされてしまうのであった。
これはもう理屈ではなく、感情でもなく、本能に近い何かだった。
だからこの世界で人が人を殺すには自殺するか、もしくは相手が先に殺してくるしかなかった。
そうやって互いに殺し合い、絶滅させ合った結果、生き残ったのは弱い人類だけになった。
だからこの世界の人間は腐っていったのだ。
「つまり俺達にとって死とは救済だ」
「でもそれは……」
「そうだな。俺達はあいつらと違って死ねない。だって死んだら何も残らないからな。俺には目的がある。そのために死ぬわけにはいかない。だから生き続ける。」
彼らは死ねる。
彼らが自ら死を選ぶことで、やっとこの地獄から抜け出せるのだ。
しかしそれでは彼らの魂は救われることはない。
なぜなら肉体の死と同時に精神も死んでいくからだ。
魂という存在を科学的に証明した者は世界維持システムを使い、死という概念全てを縛り付けた。
「全てを終わらせるまでは死ねない、世界維持システム、、全ての地獄はあれから始まった、絶対に破壊してやる」
第一幕〜終〜
初めてAI小説ってのを知りましたけど中々楽しいものですなぁw
今回は7割くらいAIに書かせて少し読みやすいようにいじりました。
また好評だったら第二幕作ってみますね!!
読んでくれてありがとね!