表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

転入生

 丘村サルトはモスリーンが自害しようとしてるのを阻止すべく、その場にあった石を投げた。ハッキリ言って当たるとは思わなかった。石はモスリーンの銃に当たり引き金を引こうとしたモスリーンは「はっ!」とした。そして、こちらに気付いたモスリーンは涙を流した。


「お前なぁ!」

 サルトがそう言うと、走ってきてガバッとモスリーンが抱きついてきた。サルトは優しく包み込む。暫し沈黙。お互い聴きたい事だらけだ。

 ビッ! っと人差し指を立てて沈黙を破ったのはモスリーンだった。

「ホテルで私を撃ったのはどうして?」

 かったるそうにサルトは答える。

「……上から言われてたんだよ。見張りがいたろ?」

「じゃあ、どうしてペイント弾なの?」

「お前を死なせたくなかった。わりぃ……」

 クスクスと笑うモスリーン。

「学生時代から変わらないのね」

 そう、この二人、学生時代はクラスメートだった。今回の話は、その学生時代の話。では、始めるとしよう……。


 ジリンジリン! けたたましい音が校内をこだまする。ここは【私立ハイスケール大学】。今日はここに転入生が二人いる。一人は日本から来た丘村サルト。もう一人は親の転勤で他の大学から来たモスリーン。当然二人は別のクラスだ。


 ある日ー

「なぁサルト! お前と同じ日に転入してきたやつ知ってるか?」

「ああ、モスリーンさんだろ?」

「結構美人だよな!」

「……。何が言いたいんだ?」

 男なんてわかりやすいものだ。つまり。

「告白してみろよ!」

「はあ?」

 キョトンとするサルト。偶然聞いていた女子がひそひそ話を始める。「サルトってモスリーンの事好きみたい」と。その噂は雷より早く全校生徒に伝わった。


 寮に帰宅したモスリーンは相棒の自作のパソコンでネットに繋げた。「ねぇ! 聞いて! なんか私の事好きな人がいるみたいなの! みんなどうしたらいいと思う?」普段は無口なモスリーンはネットでは饒舌だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ