神々の思考回廊素粒子
様々な作品の中にいる一際ヒーロー的な存在、突出した存在を抽選し、一つの世界にかき集めた。
一人は、作品の中では英雄、また一人は、鍛冶屋としての英雄、魔法使いとしての英雄などなど、様々な職種や技術者が集まった。
その作品では有名、謳われた存在だった為、彼らの自我はとても強かった。
おれのがすごい、私のがすごい、と、新しい仲間たちと尊重し合うどころか背を比べ始めてた。
それを見ていた八百の神々は、ため息をついた。
「彼らに力を与えて英雄にしてやったのに、讃えられる存在が居なければ、どうしてこんなに弱くなるのか....」
神々たちは、彼らが転移してきた世界に石臼を引くと、粉々にした。
そして、神々たちは、その粉を新たな種として様々な作品に振りかけるのでした。