第二王女も楽じゃない! を読んでいない方のためのページ
ネタバレ注意です。
本作だけ読みたい! という方のための紹介ページですので、『第二王女も楽じゃない!』をこれから読む予定の方は、バックをおすすめします。
そのまま本作でもたぶん大丈夫ですが、念のため置いておきます。
☆今回のお話につながる、第二王女も楽じゃない! のあらすじ
ロゼッタ女王国の第二王女であるティアは、隣国の同盟国であるノースランド王国へと政略結婚で嫁ぎ、ノースランドで祖国を想う日々を送っていた。
はじめは、幼馴染みでもあるノースランドの王クライブのことを嫌っていた彼女も、誠実な夫に徐々に惹かれ始める。
ようやくティアが自分の恋心に気づき始めた頃、ティアの姉、ロゼッタ女王国第一王女ロザリアがノースランドを訪れた。
ロザリアは美しく、穏やかそうに見えるけれど、ティアは彼女のことを苦手に思っていた。
幼い頃から恋した男を彼女に盗られ続け、いじめられ続けてきたからだ。
姉であるロザリアは、精悍なクライブ王を一目見て、また妹ティアから奪い取ろうと試みていった。
ロゼッタ女王国だけで行われる『白薔薇のワルツ』、舞踏会の最初の一曲目は愛し合った男女しか踊らない、という伝統を利用して、ロザリアは何も知らないであろうクライブ王と踊ろうとしたが、その計画は失敗に終わる。
その日の夜、王妃であるティアが何者かに井戸に落とされ、殺されかける、という大事件が起こった。
落とした犯人は見つかったが、その事件の裏には姉であるロザリアが絡んでいた様子もあったようで……
ロザリアは妹ティアが気を失っているのをいいことに、クライブ王に夜這いを仕掛ける。
ノースランドとロゼッタを合併させて、その合併した国の王にクライブがなってもいい、という話まで持ちかけていた。
ただ結局、ロザリアはクライブ王からフラれることとなってしまい、自国ロゼッタへと帰国することになる。
最終的には妹ティアとクライブ王は互いに恋を自覚し、結ばれることとなった。
かなりざっくりとしたあらすじですが、これだけわかれば本作も読めると思います。
人物・国についての紹介は『第二王女も楽じゃない!』の最終ページにありますので、ご興味があればぜひどうぞ。
次のページから本編、姉のロザリアがヒロインのお話となります。
前作では憎まれ役だったため心配かもしれませんが、案外いい子なのでご安心ください。




